口座開設

バーチャルオフィスで銀行口座の開設は可能!審査通過のコツなどを分かりやすく解説

バーチャルオフィス 銀行口座

現在のコロナ禍で、副業を始め起業や独立を考えている方も増えてきており、バーチャルオフィスの利用を検討している方も多いと思います。

バーチャルオフィスは初期費用を抑えつつ登記も出来るのでとても便利ですが、レンタル住所で法人口座を開設できるのか気になってる方もいると思います。

そんな方のため、今回はバーチャルオフィスで実際に口座開設が可能か?や審査通過のコツなどをまとめました。

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バーチャルオフィスで銀行口座は開設できるの?

バーチャルオフィス 銀行口座

バーチャルオフィスで、銀行口座を開設することは可能なのでしょうか?

結論から申し上げますと、

バーチャルオフィスで銀行口座を開設することは可能!

です。

しかし、現在銀行法人口座の開設は、バーチャルオフィス問わず、新設法人口座開設に厳しい傾向にあると言われています。

さらに、銀行によっては、バーチャルオフィスは比較的簡単に住所が借りられる為、審査が厳しかったり断られてしまう場合もあるようです。

銀行法人口座を新設するのが難しい風潮ではありますが、決して銀行口座が開設出来ないわけではありません。

バーチャルオフィス 銀行口座

銀行にバーチャルオフィスで開設可能か聞いてみた!

銀行にバーチャルオフィスで開設可能か聞いてみた!
大手銀行やネットバンクなどいくつか問い合わせをして確認をしてみたところ、バーチャルオフィスだからといって断ることはないという銀行が多くありました。

ただ、転送不可の郵便物が受け取れることが条件であったり、審査に追加書類の提出を求める可能性があるかもしれませんと回答をいただいたところもありました。

口座開設を希望している銀行に直接確認してみた方が良いかもしれません。

あおぞらネット銀行可能性あり登記されている法人所在地がバーチャルオフィス(レンタルオフィス)であっても口座開設いただけます。
三井住友銀行可能性ありバーチャルオフィスだからといって開設できないことはないが、追加書類の提出は求められるかもしれません。
楽天銀行可能性ありバーチャルオフィスだからといって、開設できないことはないが追加資料の提出を求める可能性があるとのことです。
三菱UFJ銀行可能性ありバーチャルオフィスだからといって開設できないことはない。
まずはホームページに記載されている書類にて審査になるとのことです。
ゆうちょ銀行可能性あり郵便物が登記先の住所で受け取ることができるのであれば、法人口座の開設の可能性はあるとのことです。
PayPay銀行可能性あり国内で登記されていて、転送不可の郵便物が受け取れれば審査対象になるとのことです。

このように、バーチャルオフィスの住所でも銀行口座を開設してくれる可能性のある銀行はたくさんあります。

ただし、バーチャルオフィスの住所で口座開設してもらうには、ある程度の準備が必要です。

バーチャルオフィス利用で口座開設の審査を通過するコツを掴んで、銀行口座開設に挑みましょう。

バーチャルオフィスで銀行口座開設!審査通過のコツ

バーチャルオフィスで銀行口座開設!審査通過のコツ

バーチャルオフィスを利用して銀行口座を開設する際の、審査に通過するコツは大きく分けて3つあります。

バーチャルオフィスで銀行口座開設するコツ
  1. 必要書類を揃える
  2. 事前準備
  3. 事業の健全性アピール
  4. 銀行選び

それぞれ詳しくご説明していきます。

必要書類を揃える

バーチャルオフィス-銀行口座|必要書類について
バーチャルオフィスで銀行口座を開設したい時、審査通過するために事前に準備しておきたい書類はこちらです。

審査に必要な書類
  1. 履歴事項全部証明書
  2. 身分証明書(免許証・パスポート)
  3. 法人の印鑑証明書
  4. 会社定款
  5. 官公庁から発行された免許・許認可
  6. 法人番号が確認できる書類
  7. 所轄税務署あての法人設立届出書(控)
  8. 実質的支配者の確認資料
  9. 所轄税務署あての青色申告承認申請書(控)
  10. 請求書、見積書、発注書など
  11. ホームページ

ただ、細かい部分では銀行によって求められる書類は異なります。

バーチャルオフィスで口座開設の審査を申し込みたい銀行ごとに、必要書類をご確認ください。

事前準備

バーチャルオフィス 銀行口座

バーチャルオフィスで銀行口座を開設したい時、審査通過するために事前に準備しておきたい内容もご紹介します。

事前準備のコツ
  1. 銀行口座開設する手続き方法を事前に調査する
  2. 事業目的をハッキリとさせる
  3. 活動の証拠(サンプル)や契約書などの資料
  4. 本人確認資料は必須
  5. 自己経歴書などを準備
  6. 自社HPやパンプレットを作成
  7. 事業計画書などを用意
  8. バーチャルオフィスとの契約書を準備しておく
  9. 固定電話番号を用意する

ひとつずつ詳しくご説明していきます。

①銀行口座開設する手続き方法を事前に調査する

口座が開設出来る銀行には、

  • メガバンク(みずほ銀行、三井住友銀行等の都市銀行)
  • 信用金庫/信用組合(地方銀行)
  • ゆうちょ銀行
  • ネット銀行(楽天銀行等)

など様々な銀行があります。

銀行口座を開設する手続きや必要書類は、銀行によって様々。

口座開設したい銀行の手続き方法や必要書類は、事前に確認しておきましょう。

ちなみに、メガバンクと比較すると地方銀行などの方が比較的口座が開設しやすいと言われています。

メガバンクであっても、知人・親族に紹介してもらえる場合、信頼性が高まりますので、口座開設しやすくなりますよ。

②事業目的をハッキリとさせること。

事業目的が曖昧だったり、事業内容がはっきりしていないと、会社の実態を把握しづらく審査に厳しくなります。

代表者が金融機関に対して事業内容を簡潔にわかりやすく、説明できることが求められます。

実際に使用した領収書や請求書、納品書など事業内容がわかる書類を、銀行の担当員にプレゼンできる手筈を整えてておきましょう。

③活動の証拠(サンプル)や契約書などの資料を準備

プレリリースや展示会に出店した…などの実績や、実際に活動したとわかるサンプルなど、目で見える証拠を揃えておきましょう。

顧客とやりとりした際の契約書、請求書、領収書、受注書、納品書なども、資料のひとつとして友好的です。

④本人確認資料は必須

銀行口座を新規で開設する場合、「本人確認」の書類提出が必須です。
必ず事前に本人確認資料は準備しておきましょう。

法人口座開設の場合
  • 履歴事項全部証明書
  • 印鑑証明書
  • 官公庁から発行された免許・許認可
  • 会社定款(必要に応じて準備)
  • 代表者の写真付き身分証明書
個人事業主の場合
  • 写真付き身分証明書

※銀行によって必要書類は異なりますので、必ず口座を開設を考えている銀行にお問い合わせください。

⑤自己経歴書などを準備

これまで活動してきた経歴や職歴等、どのような仕事を行ってきたのかを詳しく書いておきましょう。
起業する事業内容に絡めて書くと、効果的にアピールできます。

⑥自社HPやパンプレットを作成

近年では口座開設の審査に、ホームページやパンフレットの確認が行われていると言われています。

ホームページやパンフレットがないと、信頼性や信用性に欠けると判断される可能性も。

ホームページやパンフレットは業務内容や会社の実態の確認にもなりますので、しっかりと制作しておきましょう。

⑦事業計画書などを用意

事業内容をどのように展開させていきたいのか、事業計画書を用意しておきましょう。

希望的観測な物ではなく、堅実な数値に基づく事業計画書が効果的です。

会社概要も銀行内での添付資料に使用されますので、簡単に用意しておきましょう。

⑧固定電話番号を用意する

口座開設をする銀行の多くは、固定電話番号が必要な場合が多いです。

法人として実態があるかどうかを審査する目安として、「固定電話」が使われています。
携帯電話が普及している為必要性はあまり感じないかもしれませんが、必要なコストだとして必ず準備しておきましょう。

自社の健全性アピールについて

バーチャルオフィス 銀行口座

バーチャルオフィスで銀行口座を開設したい時には、審査通過するために自社の健全性や将来性もアピールしていく必要があります。

自社のアピール
  1. 住所に犯罪歴がないかどうかを事前確認
  2. 古くて汚い住所を本店所在地にしない
  3. 実績を作ってから申請する
  4. 資本金が少額すぎないか気を付ける
  5. 事業実態と熱意をアピールする
  6. 銀行を訪問する際の服装にも注意する

それぞれ詳しくご紹介します。

①住所に犯罪歴がないかどうかを事前確認する

使用しているバーチャルオフィスの住所が、過去に刑事事件を起こした法人が登記されていないかも確認しておきましょう。

犯罪歴がある住所のバーチャルオフィスの場合、口座開設が出来なくなっている可能性があります。

登記簿は法務局で検索、取得できますので調査することができますので、バーチャルオフィスを契約する前に必ず確認しておきましょう。

②古くて汚い住所を本店所在地にしない

バーチャルオフィスの住所が、「古くて汚い雑居ビル」だった場合、銀行側はそれだけでも法人口座開設不可とする可能性がありますので注意が必要です。

銀行の担当者が怪しい・疑わしい…と感じただけで、審査落ちしてしまうリスクがあります。

あまりにも古くて汚い雑居ビルなどは控え、ビジネスレベルにあった住所のバーチャルオフィスを選んでおきましょう。

③バーチャルオフィスとの契約書を準備

銀行などの取引先との契約は、信頼関係がとても大切です。

バーチャルオフィスの住所を利用している場合は、必ず話しておきましょう。
隠し事をしていると、信頼関係が損なわれます。
実直さが、口座開設への一歩に繋がりますよ。

③実績を作ってから申請する

バーチャルオフィスを借りてすぐに口座開設を申請しても、NGとなるケースが多いと言われています。

最低でも半期~1期程度の実績を作ってから、口座開設の申請を行いましょう。

銀行は事業実態があるかどうか、という視点からも審査していますので、ひとつでも多くの実績を作ることは必須と言えるでしょう。

⑤資本金が少額すぎないか気を付ける

資本金は1円からでも設立できますが、低すぎると、「事業する気がないのでは?」と判断される可能性も。
最低資本金は100万円以上の方が、審査に影響しにくいと言われていますよ。

⑥事業実態と熱意をアピール

銀行員も感情ある人間です。

どうしてもこの銀行で口座開設したい、という熱意をしっかりとアピールしましょう。
やる気のない事業主よりは、熱意のある事業主の方が好印象です。

事前準備をしっかりと行い、口座開設に望みましょう。

⑦銀行を訪問する際の服装にも注意する

銀行を訪問する際の服装にも、注意しましょう。

汚れたままの仕事のユニフォームや、短パン・ビーチサンダルなどのカジュアルすぎる格好は心証を悪くしてしまう恐れがあります。
スーツでなくても構いませんが、しっかりとした印象を与えられる服装(白いYシャツなど)がおススメです。

銀行選びについて

バーチャルオフィス 銀行口座

バーチャルオフィスで銀行口座を開設したい時には、銀行を選ぶ際にもいくつかコツがあります。

銀行選びのコツ
  1. バーチャルオフィス近隣の銀行に相談する
  2. 特定の銀行にこだわらない
  3. 個人口座がある銀行に相談する
  4. 本店登記を自宅・支店登記をバーチャルオフィスにする
  5. コネクションを利用する

それぞれ詳しくご紹介します。

①バーチャルオフィス近隣の銀行に相談する

バーチャルオフィスと口座開設したい銀行の住所が大きく離れている場合、申請が通りにくい…という実態があります。

特別な理由がない場合は、バーチャルオフィス近隣の銀行にそうだんするようにしましょう。

ネットバンクの場合は、住所に気を付ける必要はありません。

②特定の銀行にこだわらない

メガバンクなどの銀行口座をどうしても開設したい!という方は、理由がある場合以外こだわりを捨てましょう。

メガバンクで審査をおちても、地方銀行やネットバンクなどでは口座開設できる可能性があります。

どうしてもメガバンクでの銀行口座が開設したい場合は、地方銀行やネットバンクなどで実績を積んでから、希望の銀行の審査に望むとよいですよ。

③個人口座がある銀行に相談する

すでに個人事業主として口座を所有している方は、個人口座がある銀行に相談してみると親身になって話を聞いてくれる可能性が高いようです。

バーチャルオフィスの近くに外套の銀行がある場合は、足を運んでみる勝ちはありそうですね。

④本店登記を自宅・支店登記をバーチャルオフィスにする

本店の登記を自宅にした場合、実態のある住所ですので信用が得られやすくなります。

それだけ口座開設できる可能性が高まりますので、考慮してみる価値はありますね。

⑤コネクションを利用する

バーチャルオフィスに厳しい銀行だったとしても、紹介してくれる人がいるだけで審査に通ってしまった…という実例があります。

知人の起業家などのコネクションは、あれば利用した方がスムーズかもしれませんね。

バーチャルオフィス 銀行口座

バーチャルオフィスで銀行口座を開設するメリット

バーチャルオフィスで銀行口座を開設するメリット

オフィスで銀行口座を開設するメリットは社会的信用になります。

法人口座開設をおこなう際に、管轄となる銀行は、会社登記に使用している本店所在地の最寄りの銀行になります。

一等地のバーチャルオフィスを利用することで、口座名に一等地の地名を使うことが可能。

請求書などに記載することもできて取引先への信用も高めることができることが、バーチャルオフィスで銀行口座を開設する1番のメリットです。

バーチャルオフィス利用者におすすめの銀行口座5選

バーチャルオフィス利用者におすすめの銀行口座5選

ネットショップオーナー向けの銀行口座としておすすめの5選と、おススメのポイントをご紹介します。

ネットショップオーナー向けの銀行口座として、おすすめの5選と、それぞれの特徴をご紹介します。

  1. GMOあおぞら銀行
  2. paypay銀行
  3. 楽天銀行
  4. 住信SBIネット銀行
  5. ゆうちょ銀行
銀行名おすすめポイント
①GMOあおぞらネット銀行2018年7月に登場した新しい銀行で、ネットバンクの中でもネットショップオーナーにはメリットが多い銀行
②paypay銀行ヤフオク等のYahoo!関連サービス特典が豊富。与信審査なし、決裁書提出不要、年会費無料のvisaデビットカードも付帯。
③楽天銀行楽天銀行(旧イーバンク銀行)は、口座数が国内第1位。楽天ポイントがたまりやすい。
④ジャパンネット銀行振り込み手数料が安く、「月に10件以上の振込がある場合、他行への振込が月に10件無料になる」といったサービスも。融資制度(dayta)があり、無担保にて審査なしで借入可能。
⑤ゆうちょ銀行すでにゆうちょ銀行をメインバンクとして利用している方には、新たな口座開設の必要性がなく便利。

このように、ネットショップのオーナー向けにおすすめな銀行口座はいろいろありますが、中でも特におすすめなのが『GMOあおぞらネット銀行』です。






GMOあおざらネット銀行のおすすめポイント
  1. 手数料が安い
  2. 屋号の使用が可能
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  4. 利用金額1.0%をキャッシュバック
  5. セキュリティ対策が万全
  6. 審査が通りやすい

※一部キャッシュバック率が異なる利用先がございます。

あおぞらネット銀行は、手数料が安く、審査が通りやすいというメリットがあります。

さらに、セキュリティ対策が万全なあおぞらネット銀行は、屋号の使用も可能!

これから銀行口座開設を考えている起業者にとっては、嬉しいメリットがいっぱいですね。

まとめ

今回はバーチャルオフィスの住所を利用して法人の銀行口座を開設できるのかについてご紹介しました。

結論としては、バーチャルオフィスで口座開設をすることは可能ではありますが、銀行の審査に委ねられてしまう部分が多くなります。

ただ、口座開設のために、事前の準備をしっかりおこなうことで、開設の可能性を少しでも高くすることができます。

必要になりそうな書類はしっかりと準備しておきましょう。

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