近年個人事業主の利用が急増している、バーチャルオフィス。
東京にはバーチャルオフィスが多数存在していますが、どのバーチャルオフィスを選択したらよいのか悩んでしまいますね。
今回は、東京都で人気のバーチャルオフィス7社を、徹底比較しました。
バーチャルオフィスとは?

近年個人事業主の利用が増えている、バーチャルオフィス。
バーチャルオフィスというのは、文字通り仮想(バーチャル)の事務所(オフィス)で、
- 住所
- 電話番号
- FAX番号
等が高コスパでレンタルすることが出来る、オフィスサービスの一種です。
バーチャルオフィスをレンタルすることで自宅の住所や電話番号を公開せずに事業を始めることが出来るため、個人事業主から近年需要が高まっています。
安くて使い勝手の良いバーチャルオフィスは、個人事業者のみらなず法人からも近年注目を集めています。
【比較表あり】東京都内の個人事業主におすすめ格安バーチャルオフィス7選!

東京には多数のバーチャルオフィスが存在しているため、一体どのようなバーチャルオフィスを選んだらよいのか悩んでしまいますね。
そこで今回は、東京都内の個人事業主におすすめする、格安バーチャルオフィス7選をご紹介します。
月額料金 | 初期費用 | レンタル住所 | 郵送物転送 | 03電話番号利用 | |
---|---|---|---|---|---|
バーチャルオフィスNAWABARI | 980円から | 0円 | 目黒区 | ◯ | ◯ |
リージャス(銀座) | 1万円台〜 | 月額料金の2倍 | 銀座・新宿他 | ◯ | ◯ |
Dmmバーチャルオフィス | 2350円〜 | 5500円 | 銀座・大阪他 | ◯ | ◯ |
アントレサロン | 3800円〜 | 0円 | 銀座・赤坂他 | ◯ | ◯ |
ナレッジソサエティ | 4950円〜 | 15000円(保証金30,000円) | 千代田区 | ◯ | ◯ |
SERVCORP | 7200円〜 | 8800円 | 東京・大阪ほか | ◯ | 不明 |
レゾナンス | 1650円から | 5500円 | 銀座他 | ◯ | ◯ |
それぞれ詳しくご紹介していきます。
①バーチャルオフィスNAWABARI

- 月額料金が、業界最安基準の980円~!
- 初期費用が無料
- 都内一等地「目黒区」の住所をレンタル可能
- 届いた郵便物を管理画面から写真で確認できる
NAWABARIは、EC事業者とインフルエンサーに特に選ばれているバーチャルオフィスのサービスです。
BASEや17LIVEをはじめとした多くのプラットフォームへサービスを提供しており、業界唯一のPマーク取得している企業ですので信頼性も抜群!
管理画面にて届いた郵便物を写真で確認することができるため、テレワークで事務所が不要となった企業にも人気です。
法人登記可能な住所の貸し出し、銀行口座開設紹介なども付いて月額980円からという業界最安値水準の価格も魅力的ですね。
②リージャス

- バーチャルオフィス・レンタルオフィス・コワーキングスペースなどがレンタル可能!
- ラウンジスペースがホテルのように綺麗。
- 設備が充実している
リージャスの最大のポイントは、なんといっても施設や設備に漂う高級感!
オフィスに顧客を招く個人事業主にとって、「綺麗なオフィス」は大きなメリットですね。
プランは、
- メールボックスプラン(4900円~)
- テレフォンアンサリング(9000円~)
- バーチャルオフィス(14900円~)
- バーチャルオフィスプラス(19900円~)
の4種類から選択することが可能。
また海外にも支店があるため、海外出張が多い方にも重宝されるバーチャルオフィスです。
③Dmmバーチャルオフィス

- 月額料金2350円から利用可能!
- 運営会社「DMM」の信頼性
- 銀座の住所もレンタル可能!
Dmmのおすすめポイントは、なんといっても運営会社「Dmm」の信頼性。
誰もが知っているDMMが運営会社なので、利用するのも安心ですね。
2022年現在、東京の『銀座」『渋谷』『大阪梅田』の3店舗を有しており、一等地の住所であるためアクセスも抜群。
スマホで郵送物の受取を行うサービスなども提供されており、利便性も高いですよね。
利用者からは、コストパフォーマンスも高い!との評価も多いバーチャルオフィスです。
④アントレサロン

- 料金プランが分かりやすい
- オプション利用でカスタマイズ可能
- 共用スペースが利用可能
アントレサロンの最大の魅力は、なんといっても使い勝手の良さ!
料金プランがわかりやすいので、自分好みにカスタマイズすることが可能です。
また運営会社が起業家支援を手掛けている、『銀座セカンドライフ株式会社』ですので起業家支援や企業関連イベントが充実しています。
初期費用、入会金、登録料、共益費が一切かからないためコスパも抜群!
店舗は首都圏に14拠点(渋谷・新宿・銀座・東京・赤坂・桜木町・横浜・川崎・大宮等)持っているため、利便性も高いですよ。
⑤ナレッジソサエティ

- 有人スタッフが常駐(時間限定)
- 会員専用サイトが充実している
- 銀行所有のビルだから信頼性も抜群!
- 経営に関する相談が可能
ナレッジソサエティの最大の魅力は、スタッフが9:00~22:00の間常駐していること!
ナレッジソサエティのビルは銀行が所有している物件ですので、信頼性も抜群ですね。
ナレッジソサエティの住所は千代田区九段下という都内一等地であるのも魅力的。
入所審査がしっかりしており、法人口座の開設保証があるのも、大きなメリットの一つです。
⑥SERVCORP(サーブコープ)

- バイリンガルの専任スタッフが電話対応
- 24時間365日対応のITサポート
- 5万人以上が参加するコミュニティに参加可能
- 世界各国のコワーキングスペースが利用できる
SERVCORPは、1978年にオーストラリアのシドニー創業のレンタルオフィスで、1994年に日本に「SERVCORPジャパン」として上陸しました。
SERVCORPの最大の魅力は、バイリンガルの受付スタッフや秘書、24時間365日対応のITサポートが利用できること。
貸会議室や秘書サービスなどの有料オプションが充実しているため、自分好みのカスタマイズすることが可能です。
グローバル展開のビジネスをされる方は、心強い味方になるのではないでしょうか。
⑦レゾナンス

- 月額1650円から利用できる
- 住所は都内一等地の浜松町・銀座・渋谷・新宿!
- 有人スタッフが常駐している
レゾナンスの最大の魅力は、コストパフォーマンスの高さとスタッフの対応の良さ!
浜松町・銀座・渋谷・新宿全店舗のGoogle評価が、4.5以上とハイクオリティ。
建物の外観は年季が入っていますが、内装は綺麗に整えられています。
2016年に開設されたレゾナンスのバーチャルオフィスは、価格満足度・顧客利用満足度において1位を獲得。
運営会社は株式会社ゼニスで、都内4店舗全てのバーチャルオフィスが最寄り駅から徒歩10分県内にあるというのも、嬉しいポイントですね。
7社比較表
個人事業主向けのバーチャルオフィス7社について、ここでもう一度サービス比較表を提示sておきます。
月額料金 | 初期費用 | レンタル住所 | 郵送物転送 | 03電話番号利用 | |
---|---|---|---|---|---|
バーチャルオフィスNAWABARI | 980円から | 0円 | 目黒区 | ◯ | ◯ |
リージャス(銀座) | 1万円台〜 | 月額料金の2倍 | 銀座・新宿他 | ◯ | ◯ |
Dmmバーチャルオフィス | 2350円〜 | 5500円 | 銀座・大阪他 | ◯ | ◯ |
アントレサロン | 3800円〜 | 0円 | 銀座・赤坂他 | ◯ | ◯ |
ナレッジソサエティ | 4950円〜 | 15000円(保証金30,000円) | 千代田区 | ◯ | ◯ |
SERVCORP | 7200円〜 | 8800円 | 東京・大阪ほか | ◯ | 不明 |
レゾナンス | 1650円から | 5500円 | 銀座他 | ◯ | ◯ |
次に、個人事業主の方がバーチャルオフィスをここからどうやって選ぶと良いのかについて、ご紹介していきます。
個人事業主向け!バーチャルオフィスの選び方

東京都内の個人事業主向けのオススメバーチャルオフィス7選を、ご紹介してきました。
バーチャルオフィスと一口に言ってもサービスや特徴はさまざまであることがお判りいただけたかと思います。
こちらでは、個人事業主向けのバーチャルオフィスの選び方をご紹介します。
①開業届や登記利用ができるかどうか
個人事業主が開業するには、「個人事業の開廃業等届出書(開業届出書)を税務署に提出しなければなりません。
開業届出書では、「納税地」と「納税地以外の住所地・事業所」を記載する必要があり、バーチャルオフィスの住所は「事業所等」の住所にあたります。
既存のバーチャルオフィスにおいて開業届に住所を利用することは可能ですが、事前にバーチャルオフィスの運営元に確認しておきましょう。
また個人事業主が「登記」したい場合、バーチャルオフィスの住所が利用できるかどうかの確認も必要です。
バーチャルオフィスの中には、登記にレンタル住所が利用できないところも存在します。
利用したいバーチャルオフィスの住所が「開業届」や「登記」に利用できるのかどうか、事前に必ず確認しておきましょう。
②費用対効果は意識しよう!料金について
バーチャルオフィスを利用する際、月額料金や初期費用といったコスト面も重要ですね。
バーチャルオフィスは高ければ使い勝手が良い、というものではありません。
バーチャルオフィスが月額料金が発生する為、高ければ高いだけランニングコストがかかります。
起業したばかりの個人事業主の場合、コストは出来るだけ押さえておきたいものですよね。
長期的な視線でコストがどれくらいかかるのか、バーチャルオフィスを契約する際には月額費用や初期費用も必ず確認しておきましょう。
③必要なサービスがそろっているか
バーチャルオフィスでは、様々なサービスを提供している運営会社も少なくありません。
- 利用したいサービスがあるかどうか
- 郵送物の転送頻度
- 手数料の高さ
- お問い合わせ窓口の有無
もきちんと確認してから、契約することをオススメします。
契約してから「必要なサービスが無かった!」「思っていたのと違う!」と気づいても、新たにレンタルしなおすのはコストも時間もかかります。
自身に合ったサービスが提供されているのかは、契約前に確認しておいてくださいね。
④住所のみでも無料で契約できるバーチャルオフィスは存在しない
サービスが多様化しているバーチャルオフィスですが、
- 「そんなサービスは必要ない!」
- 「住所だけでいいから無料でレンタル出来るところはないの?」
という個人事業主の声も報告されています。
「住所」や「電話番号」がレンタル出来るバーチャルオフィスですが、弊社調べで2022年8月現在無料で住所がレンタルできるバーチャルオフィスは存在していないようですね。
仮に無料で住所がレンタル出来るバーチャルオフィスがあったとしても、法令順守していない運営会社である可能性が高いです。
また信頼性に乏しいことが予想されるため、注意が必要です。
住所が無料であるということは、犯罪やリスクに巻き込まれる可能性も高いことが予測されますので、十分にご注意ください。
これから起業する個人事業主(フリーランス)の方に人気のサービス

これから起業する個人事業主(フリーランス)の方に人気のサービスを、ご紹介します。
マネーフォーワードクラウド
マネーフォワードクラウドとは、経理や人事労務の作業を効率化・自動化するクラウドサービスです。
スマホやアプリ、パソコンからアクセスできるため、いつでも利用できるという利点があります。
- 確定申告
- 給与計算
- 請求書
- 経費
- 勤怠
など、様々なサービスが提供されているため、とても利用しやすいクラウドサービスと評判ですよ。
0円創業くん
0円創業くんは、起業するにあたり必要なコストとしてカウントされる創業費用をゼロに抑えることが出来るサービスです。
起業の方法やポイントなどをサポートしてくれるので、イチから始める個人事業主の方にオススメのサービスですよ。
GreatSign
Greatsignとは、法案に対応しているクラウド型の電子契約システムサービスです。
Greatsignを利用することで、法的効力のある『電子契約書』を作成することが可能です。印税紙がかからない、というメリットもありますよ。
まとめ
今回は東京都人気バーチャルオフィス7社を、徹底比較しました。
個人事業主にオススメするバーチャルオフィスとしては、 NAWABARIがコストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。
これから起業を考えている個人事業主の方は、是非ご一考ください。