ハンドメイド作品やネットでビジネスを開業するにあたって、必要不可欠なものがネットショップオーナー向けの銀行口座。
しかしメガバンク系では、実店舗のないネットショップとの契約は断られてしまうのが現状です。
ここではネットショップの開業を検討している方に向けて、必要不可欠ともいえる銀行口座のオススメ5選をご紹介します。
バーチャルオフィスお探しの方必見!
ネットショップオーナーにおすすめの銀行口座5選!
ネットショップオーナー向けの銀行口座として、おすすめの5選と、それぞれの特徴をご紹介します。
- GMOあおぞらネット銀行
- paypay銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- ゆうちょ銀行
銀行名 | おすすめポイント |
---|---|
①GMOあおぞらネット銀行 | 2018年7月に登場した新しい銀行で、ネットバンクの中でもネットショップオーナーにはメリットが多い銀行 |
②paypay銀行 | ヤフオク等のYahoo!関連サービス特典が豊富。与信審査なし、決裁書提出不要、年会費無料のvisaデビットカードも付帯。 |
③楽天銀行 | 楽天銀行(旧イーバンク銀行)は、口座数が国内第1位。楽天ポイントがたまりやすい。 |
④ジャパンネット銀行 | 振り込み手数料が安く、「月に10件以上の振込がある場合、他行への振込が月に10件無料になる」といったサービスも。融資制度(dayta)があり、無担保にて審査なしで借入可能。 |
⑤ゆうちょ銀行 | すでにゆうちょ銀行をメインバンクとして利用している方には、新たな口座開設の必要性がなく便利。 |
このように、ネットショップのオーナー向けにおすすめな銀行口座はいろいろありますが、中でも特におすすめなのが『GMOあおぞらネット銀行』です。
2018年7月に登場した『GMOあおぞらネット銀行』は、他のネットバンクの良いとこどりをしたような銀行なんです。
『GMOあおぞらネット銀行』をネットショップオーナーの方におすすめする理由を詳しくご紹介します。
GMOあおぞらネット銀行のおすすめポイント
ネットショップオーナーの方に『GMOあおぞらネット銀行』の銀行口座をおすすめする理由はこちらです。
- 各種手数料が安い
- 設定無料で使える振込入金口座
- 利用金額1.0%をキャッシュバック
- セキュリティ対策が万全
- 条件を満たせば最短即日口座開設可能
- Mastercard/Visaブランドのビジネスデビットカードが作成できる
- 年利0.9%~まるでカードローンのようなビジネスローンが利用可能
ネットショップオーナーの方に『GMOあおぞらネット銀行』の銀行口座をおすすめする理由について、詳しくご紹介します。
①各種手数料が安い
ネットショップ用の銀行口座にGMOあおぞらネット銀行をおすすめする理由は、なんといっても手数料が安いこと。
口座維持費用は一切かかりません。
振込手数料は、当社宛て無料、他行宛ても145円と業界最安値水準※です。
※ 2024年5月13日時点の各社公表資料等による当社調べ。調査対象範囲は、大手行およびインターネット専業銀行のうち法人顧客向け口座を提供している銀行を対象にしています。また、各社の手数料割引のプログラムや期間限定等のキャンペーン等は除いております。
②設定無料で使える振込入金口座
ネットショップ用の銀行口座におすすめする理由3つ目として、GMOあおぞらネット銀行は、振込入金口座が無料で使えます。
お客様との取引きの中で発生する「入金照合作業」は、時間や手間もかかり神経も使うもの。
GMOあおぞらネット銀行の「振込入金口座」は、注文ごとやお客様ごとに振込入金口座を割り当てられるので、入金データから注文やお客様を特定することが可能です。
間違いやすい同姓同名の方や家族名義での振り込みなども正しく入金管理を行う事ができるサービスが、無料で使用することが出来ます。
手間や時間を軽減することで、迅速な商品発送や納品が可能となり、顧客サービスの満足度アップに繋がります。
③利用金額1.0%をキャッシュバック
※一部キャッシュバック率が異なる利用先がございます。
ネットショップ用の銀行口座におすすめする理由4つ目として、GMOあおぞらネット銀行で開設した場合、ビジネスデビットカードを利用することが可能です。
利用した代金は即時に口座から引き落とされることにより、立替清算の手間が省け、経理の管理がしやすくなるメリットがあります。
利用金額の1%はキャッシュバックされますので、現金決済するよりもお得に利用することが可能です。
※一部キャッシュバック率が異なる利用先がございます
④セキュリティ対策が万全
ネットショップ用の銀行口座におすすめする理由5つ目として、GMOあおぞらネット銀行は、万全なセキュリティ対策を行っているため、安心して利用することが可能です。
- IDパスワード認証
- ワンタイムパスワード認証
- 生体認証
- トランザクション認証
GMOあおぞらネット銀行では、このように様々な認証システムを使用することによって、セキュリティ対策が取られています。
ネットショップ用の銀行口座を開設するにあたり『セキュリティ面が不安』という場合も、GMOあおぞらネット銀行は安心して利用することが可能です。
⑤条件を満たせば最短即日口座開設可能
ネットショップ用の銀行口座におすすめする理由6つ目として、GMOあおぞらネット銀行は、条件を満たせば最短即日で解説可能というメリットがあります。
また、法人口座に必要な書類も少なく、ハンコレス・ペーパーレス・郵送レスで24時間365日インターネットから申込可能なため、忙しいネットショップの経営者も隙間時間に申込できます。
GMOあおぞらネット銀行で口座開設するにあたり必要な書類は以下の2点。
- 代表者の本人確認書類
- 事業内容を確認できる書類
一般的に、バーチャルオフィスでは法人口座開設が難しいとされていますが、GMOあおぞらネット銀行ではバーチャルオフィス利用者であっても口座開設OKと公言されています。
このように、GMOあおぞらネット銀行は、法人口座でネットショップを運営したいという方にもオススメの銀行となっています。
⑥Mastercard/Visaブランドのビジネスデビットカードが作成できる
GMOあおぞらネット銀行では、新規発行手数料無料+年会費無料でビジネスデビットカードを作成することができます。
また最大20枚まで作成可能なため、それぞれの担当者にカードを発行することが可能です。
さらにMastercardビジネスデビットカードで特定の加盟店のご利用でご利用金額の最大1.5%を現金還元するおトクな常設プログラムもあります。
※ キャンペーン以外でのご利用の場合は最大1%キャッシュバックとなります(一部キャッシュバック率が異なる利用先がございます。キャッシュバック率の詳細はこちらをご確認ください)。
⑦年利0.9%~まるでカードローンのようなビジネスローンが利用可能
GMOあおぞらネット銀行では必要な資金をいつでも借りられる融資枠型ビジネスローンあんしんワイドをご用意しています。
融資枠内で、何度でも、いつでも、どこからでも手数料不要で借入が可能です。契約期間内であれば、融資枠内にて返済後も審査不要で何回でもお借り入れいただけます。
なお、GMOあおぞらネット銀行ではネットショップの個人経営者に向けて屋号入りの個人事業主口座の作成も可能です。
氏名の前または後ろに表示を選択(屋号+氏名)すれば、最大40文字まで使用できます。
振込先が個人名義の銀行口座だった場合、お客様に「本当にこの振込先であっているのか?」と不安と混乱を招きかねません。
振込先に屋号が書かれていれば、購入したショップということもわかりお客様も安心感が得られます。
paypay銀行
ネットショップにおすすめな銀行口座2つ目は、paypay銀行です。
paypay銀行のメリットをご紹介します。
- ヤフオクの入金手数料無料
- paypayフリマの入金手数料無料
- creemaの入金手数料低価格の55円
- iichiの入金手数料低価格の55円
- 屋号入り口座が作れる
ネットショップ用の銀行口座にpaypay銀行をおすすめする最大の理由は、ヤフオク等のYahoo!関連サービス特典が豊富なこと。
その為、ヤフオクやYahoo!ショッピングなどに出店を考えている際は、準備しておきたい銀行口座です
法人以外の個人事業主も『屋号+個人名義』で銀行口座を開設することが可能な為、ネットショップの運営者で利用している方も多いようです。
また与信審査なし、決裁書提出不要、年会費無料のvisaデビットカードも付帯することも大きな魅力となります。
楽天銀行
ネットショップにおすすめな銀行口座3つ目は、楽天銀行です。
楽天銀行のメリットをご紹介します。
- 振込手数料が安い
- 口座開設が簡単
- 入金のメール通知機能付き
- 楽天ポイントがたまる
- 海外送金にオススメ
楽天銀行(旧イーバンク銀行)は、国内第1位の口座数を誇るメガネットバンク。
口座が簡単に開設出来、入金通知が来るため、ネットショップの運営には十分な機能が揃っています。
楽天ポイントがたまりやすいというのも大きな魅力となり、楽天市場やBUYMAに出店を考えている方は、是非用意しておきたい銀行口座です。
ゆうちょ銀行
ネットショップにおすすめな銀行口座4つ目は、ゆうちょ銀行です。
ゆうちょ銀行のメリットをご紹介します。
ゆうちょ銀行をメインバンクとして利用しているお客様が多く、やり取りがスムーズに出来る点がネットショップ用の銀行口座にGMOあおぞらネット銀行をおすすめする最大の理由です。
ゆうちょ銀行のネットバンキングサービスである「ゆうちょダイレクト」は、屋号入り口座の開設も可能となっています。
住信SBIネット銀行
ネットショップにおすすめな銀行口座5つ目は、住信SBIネット銀行です。
住信SBIネット銀行のメリットをご紹介します。
- 他行あての振込手数料が145円
- 個人事業主でも法人口座の開設が可能
- 融資制度がある
住信SBIネット銀行は振込手数料が145円と安く、「月に10件以上の振込がある場合、他行への振込が月に10件無料になる」といったサービスもあります。
また個人事業主でも法人口座を開設することが可能です。
しかし、屋号付きの口座は開設出来ない為注意が必要です。
ネットバンクではめずらし融資制度(dayta)があり、無担保にて審査なしで借入可能となっています。
ネットショップ運営に専用銀行口座が必要な理由
ネットショップ運営に専用銀行口座が必要な理由は、3点です。
- 入出金が確認しやすい
- 確定申告の計算に手間がかかる
- 信用が得られやすい
の3点です。
もう少し詳しく解説いたします。
1.入出金が確認がしやすい
ネットショップ運営に専用銀行口座が必要な理由1つ目は、入出金が確認しやすいことです。
ネットショップの運営を始めるにあたり、既に持っている銀行口座を利用するという方法もありますが、事業開始するならばネットショップ専用の銀行口座の開設をおススメします。
ネットショップの運営を始めると帳簿をつける必要が出てきますが、私的な口座を使うと入出金の管理が困難になってしまうからです。
お客様からの入金が漏れてしまうと商品の発送が遅れてしまうなど、信用問題にも関わってきてしまいます。
ネットショップ専用の銀行口座を開設しておけば、プライベートの入出金とは別に管理出来るため顧客管理もしやすくなります。
2.確定申告の手間が省ける
ネットショップ運営に専用銀行口座が必要な理由2つ目は、確定申告の手間が省けることです。
プライベートとネットショップの銀行口座を分けておかないと、確定申告の際大変な手間がかかります。
銀行口座とネットショップ事業でつけている帳簿の残高が一致している必要がありますが、口座を分けておかないと金額にずれが出てきてしまいます。
入出金が多くなれば多くなるほど手間がかかりますので、最初からネットショップ専用の銀行口座を開設しておくことをお勧めします。
クレジットカードもビジネス用を
ちなみに、クレジットカードもプライベート用とビジネス用を分けた方が、確定申告時の手間が大幅に省けます。
ネットショップや事業の経費となるような支払いは、ビジネス用のクレジットカードにまとめましょう。
3.信用が得られやすい
ネットショップ運営に専用銀行口座が必要な理由3つ目は、ビジネスにおいて信用が得られやすいことです。
ネットショッピングをした際、振込名が
- 「タナカ サブロウ」
- 「インテリアショップ タナカ」
どちらが安心して振り込めるでしょうか。
個人名の「タナカ サブロウ」よりも、店名が記載されている振込先の方が安心感がありますね。
この店名のことを「屋号」といい、ネット銀行でも屋号を利用できるところが増えています。
ネットショッピングを運営する際は信頼感を得るためにも、屋号が利用できるネット銀行の開設をお勧めします。
ネットショップオーナー向けの銀行口座を選ぶポイント
ネットショップ運営用の銀行口座を選ぶ際のポイントは、以下の3つです。
- 屋号が設定できること
- 振込手数料が安いこと
- ネット上で手続きできること
もう少し詳しく、ネットショップ用の銀行口座を選ぶ際のポイントをご紹介します。
1.屋号が設定できること
ネットショップ運営用の銀行口座を選ぶポイント1つ目は、屋号が設定できることです。
前述のとおり、振込名に屋号があると安心感が違います。
しかし全ての銀行で屋号が利用できるわけではなく、「屋号は利用できない」「屋号のみで利用可能」「氏名+屋号で利用可能」など銀行によってサービスが異なります。
「屋号のみ」で利用したいのか、「氏名+屋号」で利用したいのか、考えたうえで開設する銀行を選びましょう。
2.手数料が安いこと
ネットショップ運営用の銀行口座を選ぶポイント2つ目は、手数料の安さです。
ネットショップを運営する上で重要になってくるのが、振込手数料。
ネットショップ利用者であるお客様が負担する振込手数料は、安ければ安いに超したことはありません。
同行間では振込手数料が無料になるGMOあおぞらネット銀行など、利用者が多いネットバンクを利用するのがお勧めです。
3.ネット上で手続きできること
ネットショップ運営用の銀行口座を選ぶポイント3つ目は、ネット上で手続きできることです。
ネットショップを運営する場合、ネット銀行を利用すればパソコン上で入出金を管理でき非常に便利です。
実店舗の銀行でもネットショップの運営は勿論可能ですが、手間や時間を考えるとネット上で完結できるネット銀行がお勧めです。
入金などの確認もすぐに取れるため、顧客満足度のアップにも繋がります。
入金をメールで通知してくれるサービスのあるネット銀行も増えてきています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はネットショップをする上で必ず必要となる「ネットショップオーナー向けのおすすめ銀行口座」についてご紹介しました。
お客様の信用を得るためにも、また、金銭管理をスムーズにするためにも、屋号がついたネット銀行振込口座を持っていたほうがビジネスが圧倒的にスムーズに進むことでしょう。
GMOあおぞらネット銀行などのネット銀行を利用して、ネットショップを快適に運営していきましょう。
バーチャルオフィスお探しの方必見!
ネットショップ向けの銀行に関するよくある質問
「ネットショップ」と「オンラインショップ」はほぼ同じ意味で使用されます。明確な違いはありません。
販売場所:ECサイトはインターネット上のショップであり、世界中の消費者がアクセスできます。一方、実店舗は実際の場所に店舗があり、お客様が直接訪れる必要があります。
ネットショップを開業するための基本的な手順は以下の通りです:
1. 事業計画を立てる
2. 商品の仕入れ方法を検討する
3. 必要な届け出や販売許可を取得する
4. 出店方法(モール型やASP型)を選択する
5. 決済方法や配送方法を決める
6. ネットショップのシステムを構築する
7. 開業届を提出する
屋号付き口座とは、口座の名義が「屋号+名前」となる口座です。個人事業主の場合、一部の銀行を除き、屋号のみの口座を開設することはできません。
一般の口座と異なり、屋号付き口座は申請後に開設されるまでにおおむね1週間程度かかる場合があります。開業届といった必要書類の準備を早めに行うことが重要です。また、開業届が屋号を記載する最初の書類となることもあります。
通常の個人口座では銀行の支店を自由に選べますが、屋号付き口座は事業所の最寄り支店でしか開設できません。引っ越しや住所変更に柔軟に対応する必要がある場合は注意が必要です。
ネットショップの廃業率は一般的に、開業1年目が約30%、それ以降の年が約50%、開業10年以内が約95%と言われています。成功確率は低いことが分かります。
ネットショップ開業の手順:
1. 事業計画を立てる
2. 商品の仕入れ方法を検討する
3. 必要な届け出や販売許可を取得する
4. 出店方法(モール型、ASP型)を決める
5. 決済方法や配送方法を決める
6. ネットショップのシステムを構築する
7. 開業届を提出する
ネットショップ経営者の平均年収は、セレクトショップの場合で約300万円から1,000万円と言われています。月収換算で約25万円から83万円で、経費を抑えられるため店舗販売よりも高い傾向にあります。
PayPay銀行口座の登録ができない場合、登録しようとした銀行口座の名義が本人確認情報や既に登録されている口座の名義と異なるためです。ご本人名義の口座を準備して再度お試しください。
PayPay銀行口座のデメリット:
1. 金利が他のネット銀行に比べて低い(普通預金の金利が0.001%)
2. 実店舗の窓口がなく、電話問い合わせの時間も限られている
3. 振込手数料がやや高めに設定されている
新規口座が作れない主な理由は以下の5つです:
1. 登記している本店の住所がレンタルオフィスやバーチャルオフィスで、賃貸借契約書がない
2. 固定電話やホームページが存在しない
3. 資本金が少ない
4. 法人登記上の住所と事業を行う住所が一致しない
5. 事業内容が不明瞭
楽天銀行のセキュリティカードは、ログインや設定変更などの際にお客様の本人確認を行うために使用されるカードです。カードにはお客様固有の記号(英数字)が記載されています。
デビットカードの取引や引き落としの詳細は、ログイン後に「カード・ATM」メニューから「デビット利用明細(ポイント明細)」を選択することで確認できます。
楽天銀行のセキュリティカード認証は、カードの裏面に記載された英数字の表を利用して行います。取引画面に表示される場所の英数字を入力することで認証が行われます。