現在、フリーランスや副業を始めてみたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
そのような方はバーチャルオフィスを活用して、ココナラというスキルのフリーマーケットを利用するのがおすすめです。
しかし、ココナラやバーチャルオフィスの事を知らないという方もいるでしょう。
そこで、今回はココナラとバーチャルオフィスの特徴、おすすめのバーチャルオフィスなどをご紹介していきます。
ココナラとは?
ココナラとは、知識や経験、スキルなど自分の得意分野を売り買いできるスキルに特化したフリーマーケットです。
・会社や店舗で使用するロゴデザイン制作
・ビジネスやマーケティングなどにおけるサポート・代行業務
・占いやファッションに関する相談
取引の流れ
サービスを売る側から見た取引の流れとしては、はじめに出品フォームにてサービス内容を登録し、公開します。
購入者が現れると非公開のトークルームが開きます。
次に、納品時期など必要な情報を返信します。
トークルームにて連絡をして、やりとりが完了したら正式に納品し、トークルームをクローズします。
最後に評価を入力して代金を受け取ったら完了です。
一方、サービスを購入する側は、まず検索ボックスやカテゴリーから希望するサービスを検索します。
購入するサービスが決まったらクレジットカードなどで事前に決済を済ませておきます。
次に、トークルームを使って出品者に依頼内容を伝えます。
連絡などは開設されたトークルームで行い、出品者から正式な納品されたら内容をチェックし、承諾又は差し戻しを選択します。
承諾を選択した場合、24時間後にはトークルームは自動的にクローズします。
尚、差し戻しができるのは1回のみです。
ココナラでは個人情報は隠せない?
ココナラは便利なサービスですが、匿名で活動するというのは難しいようです。
契約書・納品書・請求書に住所を記載する必要がある
ココナラでは売り買いによるトラブルのリスクを抑えるなどの目的で、契約書や納品書などに住所などの個人情報を記載する必要があります。
そのため、個人情報の公開に抵抗があるという方は慎重に検討して利用するかどうか決めるのが良いでしょう。
バーチャルオフィス利用で個人情報が保護できる!
自宅の住所を公開するのに抵抗があるという方は、バーチャルオフィスを活用するのがおすすめです。
バーチャルオフィスとは?
バーチャルオフィスとは、簡単に言うと仮想の事務所の事を指します。
事務所の住所を貸し出すサービスであり、実際のオフィススペースは存在していません。
そのため、業務を行う際のスペースは、別途準備する必要があります。
バーチャルオフィスを利用するとできること
一般的に、会社には問い合わせに対応するための電話番号が必須と言えます。
普段の業務であれば携帯電話を使用するとしても、固定電話の有無によってその会社のイメージは異なってきます。
バーチャルオフィスでは固定電話のサービスを提供しており、電話受付の代行などもしてもらえます。
また、バーチャルオフィスは郵便物の転送も可能です。
バーチャルオフィスの住所に届く郵便物は全てバーチャルオフィス側が受け取り、指定の住所に転送してくれます。
他にも、バーチャオフィスでは法人登記の代行や経理などのサポートも可能です。
バーチャルオフィスを利用するメリット
バーチャルオフィスのメリットの一つとして挙げられるのが、
初期費用のコストを大幅に抑えられるという点
です。
基本的に貸しオフィスを利用する場合、敷金や礼金、保証金などの費用を準備する必要があります。
それに対し、バーチャルオフィスは入会金を支払うだけで契約成立となります。
業者によって入会金は異なりますが、高くても1万円程度とも言われており、大きな負担になる事はほとんどありません。
また、貸しオフィスで仕事をする場合、デスクや机、プリンターなど様々な備品をそろえる必要があります。
しかし、バーチャルオフィスを利用すれば自宅を職場にする事もできるため、デスクなどの設備を購入する費用もかかりません。
バーチャルオフィスを利用するデメリット
バーチャルオフィスを利用する場合、
他の利用者と住所が重複してしまう可能性がある点
がデメリットの一つです。
バーチャルオフィスを利用する人は増加傾向にあるとも言われています。
バーチャルオフィスに関しては住所の提供数に限りがあるため、場合によっては複数の利用者が同じ住所を借り、会社の住所として利用してしまう可能性があります。
ユーザーがネットで住所を検索した際、検索結果の画面に複数の会社が表示される事によってバーチャルオフィスを利用している事がバレ、ユーザーからの信用を失ってしまう事もあるかもしれません。
バーチャルオフィスの選ぶ際のポイント
バーチャルオフィスを利用する方の多くは、信用を得る事を目的としていると言われています。
そのため、信用を得るために重視すべきと言えるのが住所です。
住所は相手に大きなインパクトを与えるポイントであり、例えば、東京の一等地にオフィスがあるというだけでも安心できるというイメージを与える効果が期待できます。
一方、住所が記載されていない名刺を受け取るとそれだけで信用を失う可能性もあります。
バーチャルオフィスを選ぶ場合は、はじめに住所に注目して探すようにしましょう。
バーチャルオフィスは所在地に関係なく契約可能!
バーチャルオフィスの大きな特徴と言えるのが、実際の所在地に関係なく契約する事ができるという点です。
会社と自宅の住所が同じである場合、多くの人に自宅の住所が知られてしまうというリスクを常に抱える事になります。
特に女性経営者や子供のいる家庭は、自分の住所はなるべく公開したくないでしょう。
その点、バーチャルオフィスでは所在地に捉われる事なく契約できますので、実際に住んでいる住所と名刺などに記載する住所を分けるという事もできます。
自宅の住所を公開する必要はないため、結果的に個人情報の漏洩防止にも繋がります。
バーチャルオフィスはプライバシーを守るという観点でも有効なサービスと言えるでしょう。
ココナラ利用者におすすめなバーチャルオフィス4選!
NAWABARI
NAWABARIは、特にインフルエンサーやEC事業者に利用されているサービスと言えます。
BASEや17LIVEなど数多くのプラットフォームへサービスを提供しており、業界で唯一Pマークを取得している企業です。
銀行口座開設紹介が付いて月額980円というリーズナブルな価格設定が大きな特徴となっています。
管理画面から届いた郵便物を写真でチェックする事も可能であるため、テレワークでオフィスが必要なくなったという企業からの人気も高いサービスです。
レゾナンス
レゾナンスは安価な料金で住所利用や法人登記ができる他、郵便物の毎週末の転送サービスなどが利用できる点が大きな特徴です。
東京都心にある一等地の住所が選択できるのも魅力となっています。
問い合わせ専用電話番号の貸し出しや問い合わせ専用電話の応対業務など付加価値の高いサービスを提供しています。
ワンストップ
ワンストップは副業や起業に必要なサービスをパッケージ化して提供している企業です。
エコノミープランとビジネスプラン、プレミアムプランという3つのプランが用意されており、どのプランを選択しても一等地の住所を格安料金で借りる事ができます。
また、初期費用と1ヶ月の基本料金が無料となっている起業家向けの割引プランも提供しています。
ナレッジソサエティ
ナレッジソサエティは法人登記や郵便物の転送はもちろん、来客時に使えるミーティングシートが利用できるサービスも提供している企業です。
ミーティングシートは利用しても追加料金は発生しませんので、来客との打ち合わせや会議にとても便利です。
また、会員専用サイトでは請求書のダウンロードや利用料金の確認、会議室の予約などができる他、オプションで届いた郵便物を画像でチェックする事もできます。
加えて、9:00〜22:00の時間帯はスタッフが常駐しており、会員になっている人と来客の双方にきめの細かいサポートを提供してくれます。
まとめ
ココナラは自分の得意分野を出品して収入を得る事ができるため、お金が必要だが売るものがないという方には便利なサービスです。
一方、バーチャルオフィスは初期費用が大きくカットできるといったメリットがありますので、起業はしたいが資金がすぐに集まらないという方には検討するべきサービスと言えるでしょう。
今回ご紹介したNAWABARIのような便利なバーチャルオフィスを利用して、ココナラを有効に活用しましょう。