「会社員生活に別れを告げたい」「もっと稼いでみたい」。
そのような理由で起業する人が増えています。
どのような業種で起業しようか悩んでいる人も大勢いることでしょう。
そこで今回は起業におすすめの業種を、資格の有無別に紹介していきます。
また起業を成功させるためのポイントや、起業のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
起業するならおすすめ!経験・資格がなくても始められる業種
アフィリエイター(ブロガー)
商品やサービスを紹介するサイトやブログを運営し、アフィリエイト広告から報酬を得る職業です。
一度運営すれば、サイトが存続する限り収入が入ってきます。
またジャンルの違うサイトを複数運営することでより利益を獲得することも可能です。
経験がなくてもすぐ始められる上に、起業資金もほとんど必要としないのが特徴です。
Webライター
文章力に自信がある人はWebライターがおすすめです。
クラウドソーシングサイトやマッチングサイトで受注をもらってくる他、企業から直接依頼を受けてウェブコンテンツを書くことがあります。
パソコンさえあれば、どのような場所でも業務ができるのも魅力的です。
動画編集者
ユーチューバーの台頭により、動画編集者の需要が増えています。
サムネイルの選定、字幕の挿入、そして動画の編集など編集者のセンスにより投稿した動画の再生数が変わります。
そのため人気動画編集者は人気ユーチューバーと変わらない報酬を受け取ることが可能です。
ネット通販・フリマ販売
ネット通販業界は年々市場が拡大しており、参入チャンスが大いにあります。
従来のように「アマゾン」「楽天」で商品を販売する方法や、「BASE」「STORES」で自身のショップを開設する方法もあります。
国内のニッチな商品をピックアップしたり、海外から輸入したりすることで、ショップに独自の色を出すようにしましょう。
経験・資格を活かせる起業におすすめの業種
インテリア関連
DIYの流行やお家時間が増えたことによる家具のリメイクなど、インテリア業界は活気づいています。
起業に必要な主な資格はインテリアコーディネーターやインテリアプランナーです。
住宅家具のコーディネートや、輸入したブランド家具の販売などが主な事業内容となります。
アウトドア関連
ソロキャンプが世間的に認知され、近年どのキャンプ場も多くの人で賑わっています。
キャンプインストラクターの資格を取得してキャンプ指導者として活動したり、キャンプ場の運営を手がけたりするのもいいでしょう。
またアウトドアグッズの需要が増えているので、海外から輸入して販売するのもいいかもしれません。
物流関連
インターネットショッピングの普及により、運送業を始めとする物流業界は需要が拡大しています。
運送業を開始するためには、運行管理者・整備管理者に加え、車庫や最低車両台数などを揃えることが必要です。
また商品を保管する倉庫業にも一定の需要があります。
飲食関連
飲食業のオープンは昔から人気があります。
食品衛生責任者の資格を取得して、飲食業営業許可を受けることで開業が可能です。
顧客を満足させる料理の腕さえあれば成功を収める可能性がグッと高まるので、やりがいのある業種と言えます。
介護関連
日本国内において、2025年には4人に1人が後期高齢者になると言われています。
したがって介護業界はますます需要が増えるでしょう。
国からの補助金もあるため、安定した事業運営ができます。
開業するためには、事業所にサービス提供責任者を配置する必要があります。
起業を成功させるためのポイント
参入する業界の知識
参入する業界に競合他社がどれだけいて、どのようなビジネスモデルを持っているかをよく知ることが肝心です。
いくつもの競合他社を調査して参考にしてください。
そして商品をどこから仕入れて、どの程度の価格で、どのような顧客層に販売していくかを常に研究し続けてください。
そうすることで成功を収める可能性が高くなります。
半年分ほどの経営資金&生活費の確保
半年分の経営資金を確保してから起業するのが一般的と言われています。
例えば飲食業界では起業してから半年間は赤字が続くとされているからです。
ようやく事業が黒字に転換した時に資金が底を尽いていては意味がありません。
したがって事業が軌道に乗るまでは大型の設備投資を避け、運転資金に当てるようにしましょう。
達成目標は細かく区切る
事業計画を策定して、事業の目標達成を目指すことはとても大切です。
しかしながら目標を遠い未来に設定すると、想定外の事態に対応できない可能性もあります。
なるべく1年毎に事業計画を見直して、具体的かつ現実的な目標を設定するようにしましょう。
柔軟な対応を心がける
社会情勢は時として事業に大きな影響を与えます。
例えばコロナ禍の外出自粛により来客数が大きく減少したり、戦争の勃発により物価や燃料価格が急上昇することがありました。
このような緊急事態にも慌てず、解決策を模索できる柔軟な姿勢が起業成功のポイントです。
ランニングコストを減らす
起業はとにかく資金が必要となります。
材料費・設備費に加え、登記や会社設立の費用もかかります。
さらにオフィスを借りるとなると月々の家賃に加えて、電気代・光熱費も発生します。
少しでも経費を削減する努力が必要です。
そこで近年自宅に作業スペースがある事業者は、バーチャルオフィスを借りてランニングコストを減らすことに成功しています。
バーチャルオフィスから住所を借りることで、インターネットショッピングの開設や登記が可能です。
特にバーチャルオフィス「NAWABARI」はおすすめです。
業界最安値の月額980円からで住所が借りられます。
その上、電話要件転送や郵便物受取・転送のサービスまで付いてきます。
加えて「NAWABARI」は様々な企業と業務提携しているため、安心して利用することが可能です。
起業するメリット
起業をするメリットの1つとして、自分のスキルを活かせるということが挙げられます。
自由な意思決定の下で、自分の能力を存分に発揮することが可能です。
得意とする分野を事業にすることでモチベーションも湧きます。
また高収入を得るチャンスを秘めているのも起業のメリットです。
一定の給与を貰う会社員と異なり、事業に成功すればそれに見合った報酬を得ることができます。
起業するデメリット
起業するデメリットとして、全てのことを自分自身でやらなければならない点です。
税金対策・社会保険の手続きといった雑務から、仕事の調達・融資の申込み・人材募集など、なすべきことは多岐にわたります。
そうした業務一つひとつについて決断力を持って執行する必要があるので、想定している以上に体力を消耗します。
また収入が不安定であることもデメリットの1つです。
起業に向いている人・向いていない人
起業して事業を軌道に乗せるためには、事業計画をきちんと立てる必要があります。
したがって計画性のある人は起業に向いています。
また起業準備から事業開始までを乗り切る体力が必要です。
そのため健康に自信がある人も向いています。
一方で起業には一定程度のリスクが生じます。
したがって安定志向が強い人には起業は向いていません。
加えて行動力のない人や決断力のない人も、起業に向いていないと言えるでしょう。
起業するなら準備を綿密に
以上のように、これから起業しようとする人におすすめの業種は数え切れないほどあります。
自分のスキルを活かせる業種でぜひ起業に挑戦してみてください。
その際業界知識の吸収や、運営資金を半年分確保するなど、入念な準備をしておきましょう。
特にランニングコストを抑えたい場合には、バーチャルオフィス「NAWABARI」の利用を検討してください。