起業したいと思っていても、失敗のリスクを恐れてなかなか実行に移せない人が多いです。
しっかり目的を持って事業に取り組めば、初心者の起業でも成功に繋げられるでしょう。
そこでここでは、様々な属性の人の起業成功例や、起業を成功させるために押さえておきたいコツなどについて解説します。
また、起業にはバーチャルオフィスの活用がおすすめです。
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起業の成功確率はどれくらい?
「中小企業の90%は、生き残ることができない」という言葉を、耳にしたことがあるでしょうか。
じつは、この90%という数値に根拠は存在しません。
中小企業庁が公開している「中小企業のライフサイクル」によると、2017年に起業した会社の5年後の生存率は81.7%という数字が算出されています。
数字だけを見ると、起業の成功率はとても高いように思えます。
しかし「中小企業のライフサイクル」のデータは、帝国データバンクに登録されている大手企業を中心にして算出された数値です。
そのため起業をした中小企業が、81.7%という数値にあてはまるとは限りません。
起業の成功確率は事業の内容や資金、アイデアなどによって異なります。
「90%は生き残れない」「81.7%は生き残れる」などの数値に惑わされず、地に足を付けた事業計画を入念に立てることが、企業の生き残りを左右する要素です。
【ジャンル別】起業の成功例8選!
様々なジャンルの人が起業に成功しています。
ジャンル別で起業の成功例を紹介していくので、自分に近い人を起業の参考にしてください。
- 1円起業の成功例
- 女性の起業成功例
- 大学生の起業成功例
- 主婦の起業成功例
1円起業の成功例
坂内学
1円起業の成功例として紹介するのが坂内学氏です。
坂内さんは新卒で入社した会社を1年以内に退社し、フリーランスから起業している人ですが、一度は失敗しています。
その後、ブログ運用で成功し、現在は投資家として海外で生活をしています。
ブログなど文章のコンテンツはお金を掛けずに地道に数を増やしていくことで資産になり、アクセス数が稼げれば将来的に大きな収入となります。
ブログで稼ぎたいと思っている人はぜひ坂内氏を参考にしてみてください。
合同会社アマガエル
合同会社アマガエルは、生活を助けるツールやサービスの企画・開発をする会社です。
令和元年に設立された会社で、当時、中学生の丸山泰熙氏によって設立されました。
中学生のため、当然、会社を設立するための資本金はほとんどありません。
設立費用が安い合同会社を選択し、中学生という立場を活かした戦略を立てることで、同社はビジネスの成功を果たしました。
女性の起業成功例
Wantedly
仲暁子氏はビジネスSNSWantedlyの社長を務める人物です。
仲さんはFacebookの日本支社に入社したことをきっかけに人と人の繋がりを作るサービス制作に興味を持ちました。
そして同社で働きながらプログラミングなどサイトの制作作業も自分1人で行い、Wantedlyの前身にあたるフューエルを立ち上げています。
自分でサービスを立ち上げるのも起業の手段の一つ。アイデアがあるならそのアイデアを活かして起業してみるのも良いでしょう。
キャリア・マム
キャリア・マムは堤香苗氏によって設立された会社です。
女性のキャリア支援や託児所付きワークスペースの運営など、働くママを応援するビジネスを数多く展開しています。
キャリア・マムの設立のきっかけとなったのは、代表の堤氏自身の育児休暇でした。
女性のキャリアに関する社会の支援不足を実感し「女性がより安心して仕事に臨めるように」と考え、堤氏は同社を設立しました。
多くの女性に支持されるようになったキャリア・マムは、現在約10万人の主婦が所属する組織に成長しています。
大学生の起業成功例
株式会社dely
堀江裕介氏は2014年、慶應大学在学時に株式会社delyおよびdelyを代表するサービスであるクラシルを立ち上げています。
大学生での投資に至った経緯としては、当時投資家の松山大河氏にクラシルについて相談したところ、「今すぐ起業したほうが良い」と言われたのがきっかけと語っています。
ただ当時のクラシルは今のような動画形式のレシピサイトではなくフードデリバリーサービスを主体に行っており、利益もあまり出ていませんでした。
そこで行き当たりばったりの状態で始めたサービスのうちの一つが現在の動画形式のレシピ配信です。
この形態での成功には競合をよく分析し、料理×動画という競合や検索エンジンのアルゴリズムの変化に左右されない事業形態を確立したことが考えられます。
このように競合が多くてもやり方を工夫することで成功に繋げられることもあります。
株式会社タイミー
タイミーは代表の小川嶺氏が、大学在学中に設立した会社です。
タイミーは隙間時間にできる単発アルバイトを紹介するサービス「TImee」を展開しています。
Timeeは2021年時点でユーザー数が200万人、登録店舗数は4万4,000人を超える実績を持つサービスです。
勉強もアルバイトも両立しなくてはならない、忙しい大学生ならではの着眼点を活かし、同サービスは設立されました。
ユーザーにとっても企業にとってもメリットが豊富であることからTimeeへの世間の注目度はつねに高い状態です。
開発当初から現在にいたるまで、さまざまな媒体でTimeeの名を目にします。
主婦起業成功例
日本おひるねアート協会
青木水理氏はおひるねアートと言って、赤ちゃんの背景や小物を工夫してかわいく撮影するアート写真を広めた人物であり、現在では日本おひるねアート協会も立ち上げています。
水野氏は保育士資格を取得し、7年ベビー教室で講師を務めた後に、赤ちゃんと関わる仕事や子育ての経験を活かしておひるねアートを提唱し、子連れ出勤にも取り組んでいます。
このように主婦のような仕事以外の自分の経験を活かした事業に挑戦してみるのもおすすめです。
株式会社アイエフラッシュ
アイエフラッシュは代表の南まゆ子氏が主婦時代に起業をした、美容関連の企業です。
当時、代表の南氏は専業主婦をしながら自宅で美容サロンを開いていました。
そのうち「美容について学ばせてほしい」という声が上がり、マンツーマン美容スクールの開設に至ったそうです。
現在は運営するサロン数は20店舗を超え、多くの女性の美容をサポートしています。
女性からの需要をうまく見抜き、持ち前の行動力を駆使したことが、彼女の起業を成功に導いた大きな理由と考えられます。
起業を成功させるコツや成功している人の共通点とは?
起業は失敗してしまう人も少なくありません。
それでは、起業を成功させるコツについて解説していきます。
- 目的を明らかにする
- 人脈を広げる
- スモールスタートを計画する
- 自分の得意領域を活かして起業する
- 日頃からの学びを大切にする
目的を明らかにする
まず起業するにあたってはどうして起業したいのか、本当に起業する必要があるのか考えてみましょう。
とりあえず会社を辞めたい、社長という肩書きが欲しいという考えで勢い任せに起業してしまう人も少なくありません。
そうではなく、起業をしてどんなことをやりたいのか、どのようにお金を稼ぎたいのか目的をはっきりさせたうえで仕事を辞めて起業しましょう。
人脈を広げる
起業するにあたって大切なのが人脈です。
自分一人だけで会社の仕事をこなしたり、事業を拡大したりするのは難しいです。
そのため、会社を経営するにあたっては自分がわからない、できない部分を人に任せる必要があります。
そこで信頼して仕事を任せられる人を探すには、自分で積極的に行動して人脈を広げることが大切です。
セミナーに参加する、SNSなどで交流するなどして人脈を広げましょう。
スモールスタートを計画する
いきなり会社を辞めて全資産をつぎ込んで起業するのはおすすめできません。
起業した際にお金に余裕がない状態だと生活が不安定になり、心に余裕がなくなるので、仕事にも影響が出る可能性があります。
そこで仕事を辞めずに副業として休日や仕事終わりなどの時間を使って、起業したい分野の仕事を受注し、徐々に受注する案件数を増やしていきましょう。
そしてある程度クライアントを確保し、安定して仕事ができるようになったタイミングで独立しましょう。
また、事業の規模に関しても小規模でできるだけお金をかけずに起業するのがおすすめです。
小規模からスタートしておけば事業が上手くいかなくてもやり直しやすいでしょう。
自分の得意領域を活かして起業する
得意なことや興味があることに関して、人は知識を持っています。
また、学びへの姿勢も意欲的です。
得意領域を活かして起業することで、持ち前の知識を活かしたマーケティングが実現します。
事業計画の見通しも立てやすく、つまずいた際の対策も練りやすいでしょう。
起業を成功させるためには、自身の好き・得意に関わる業種で、事業展開することをおすすめします。
日頃からの学びを大切にする
ビジネスで共通する人の共通点が、勉強の習慣が身についていることです。
ビジネスを成功させるには、多くの知識や経験が必要です。
事業の知識は運営の可能性を広げ、成果へと繋げます。
隙間時間にビジネスの勉強をする習慣を身につけることで、事業への見聞が開き、成功へのさまざまな指針が見えてくるでしょう。
つねに勉強に取り組むのは容易でないため、楽しみながら勉強に取りかかれる環境を築いてみてはいかがでしょうか。
起業を成功しやすい業種
起業を成功しやすい業種は競合が多くても人手が必要な業種もしくは競合が少ない業種です。
しかし、企業そのものの数が多い現代では競合が少ない分野を素人が見つけるのは難しいでしょう。
そのため、競合が多くても人手が必要になる分野に絞って事業を始めるのがおすすめです。
例を挙げると開発やWebライティングなど。
人手が求められる仕事は経験の浅い初心者向けの案件も充実しているので、起業家としての第一歩も踏み出しやすいでしょう。
起業で失敗する人の共通点とは?
事業は必ずしも成功するとは限りません。
起業したものの、失敗で終わる例も多くあります。
起業を失敗で終える人には、以下の共通点があります。
- 経営者同士の不仲やトラブル
- 集客が不足している
- 需要のないビジネスアイデアを選択している
経営者同士の不仲やトラブル
起業家の中には、友人と共同経営で事業スタートをする方も少なくありません。
気の置けない仲間と展開する共同経営は、気兼ねなく事業に関する意見を言い合えます。
一緒に歩んでいける仲間がいるのは、共同経営の大きなメリットです。
しかし大事な仲間だからこそ不仲に陥りたくない、という思いが生まれます。
その結果、報酬の約束があいまいだったり言いにくいことが言えなかったり、ということもあります。
また、気心の知れた仲間だからこそ、喧嘩に発展することもあるでしょう。
他人と共同経営をする場合、責任の所在や収益の分配などトラブルの原因となる内容は、あらかじめ明確にしておくことが大切です。
集客が不足している
どれだけ良い商品やサービスを開発ても、世間の認知度が低ければ売上げに繋がりません。
「商品やサービスが良ければ自然に売れる」という考えは、機会損失を招きます。
集客不足は、企業の戦略不足です。
商品のユーザーに向けた宣伝戦略を練り、集客を促すことで、運営目標の到達に近づけます。
需要のないビジネスアイデアを選択している
商品やサービスは世間の需要がなければ売れません。
ニーズを満たせるアイデアでない製品・サービスの展開は、ただの自己満足で終わりを迎えてしまいます。
時代の流れに目を光らせ、ユーザーが何を求めているのか、アンテナを張る習慣を持つことが起業には大切です。
ターゲットのニーズを満たすアイデアを得るために、ターゲットと近い環境に自分を追い込むといった熱意も、起業家に求められます。
スキルなし・田舎暮らしでも起業はできる?
スキルなし・田舎暮らしでも起業は可能です。
スキルなしの起業については、簡単ではありませんができます。
ただ会社で働いていると仕事を割り振ってもらえますが、起業すると自分で仕事を獲得しなければいけません。
そこで一切スキルがないままだといつまで経っても仕事を獲得できないでしょう。
そこでスキルなしの起業の場合、スキルなしや初心者レベルでもできる簡単な仕事から始めて、徐々に難易度を上げていきましょう。
現代ではインターネットが普及したことで、リモートワークなどクライアントと直接顔を合わせない働き方が広まっています。
そのため、田舎暮らしでもインターネットを経由して仕事を獲得できます。
ただ、事業内容によっては拠点のある場所が地方であるために不信感を持たれてしまうこともあります。
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起業に関するよくある質問とは?
起業するにあたって、多くの不安を抱えるかと思います。
ここからは起業に関するよくある質問と、質問への回答を紹介します。
- 0円起業のアイデアとは?
- 起業するなら何から始めればいい?
0円起業のアイデアとは?
0円起業は初期費用をはじめ、お金をかけずに起業します。
そのため、今持っている物・スキルを使って起業するのが基本です。
そこで0円起業に多いのがパソコンやインターネット環境さえあればできる仕事です。
例を挙げるとWebライターやマーケティング、Webデザインなど。
その他にも車さえあればできる配送業など、今自分の手元にある物を使って事業を始めてみましょう。
起業するなら何から始めればいい?
起業するならいきなり仕事を辞めて会社を立ち上げるのではなく、クラウドソーシングなどで案件を1件獲得し、少しずつ仕事量を増やしていくのがおすすめです。
そこでクラウドソーシングで仕事を獲得するのに必要になるのがポートフォリオ。
ポートフォリオとは今まで自分が作ったものやスキルをまとめたものであり、これを見てクライアントは仕事を任せるかどうか判断します。
ポートフォリオを作り込めば案件も獲得しやすくなるので、ポートフォリオ作りには時間をかけましょう。
また、どんな事業を行うにあたっても簿記・経理の知識は欠かせません。
起業を考え始めた段階ですぐに簿記・経理の勉強をスタートしましょう。
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それでもリスクが心配なら副業などリスクの少ないところから始めてみて徐々に仕事を増やし、安定して仕事が獲得できるようになったタイミングで起業してみてください。
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