独立や起業をしたいけれども、上手くいくかどうか不安という人もいるかもしれません。
確かに独立をしてビジネスを始めた人すべてが成功しているわけではありませんが、しっかり準備をしておくことで失敗するリスクを減らすことができます。
では、具体的に何をしておけばよいのでしょうか。
ここでは、独立や起業を成功させるポイントやおすすめの業種、よくある失敗例などを紹介します。
独立と起業の違いとは?
会社に勤めていた人が、開業届を出して個人事業主になることを独立といいます。
必ずしも会社を辞める必要はなく、会社に勤めながら開業届を出して副業するようなケースも、独立と表現することがあります。
一方起業というのは、会社から独立し、法人を立ち上げてビジネスを始めることです。
独立して起業に成功するためのポイント
何の準備もせず起業しても、なかなか上手くはいきません。
では、独立する前にどのようなことをしておけばよいのでしょうか。
ここからは、起業に成功するためのポイントを紹介していきます。
起業の目的を明らかにする
起業をする時は、まず目的を明らかにしておく必要があります。
自分がなぜ起業するのか分からないままビジネスを始めると、ゴールを見失ってしまいます。
そのような状態では、良いスタートを切れたとしても、長く安定して会社を運営することは難しいです。
目的を明らかにすれば、自分が何をすべきなのか見えやすくなります。
できること・楽しいこと・稼げることのアイデアを考える
どのようなビジネスを始めるか考える時は、「できること」、「楽しいこと」、「稼げること」3つのアイデアを考えるとよいです。
稼げることだけを考えても、自分ができないことをビジネスにすると挫折してしまいます。
できること、楽しいこと、稼げることのアイデアをバランスよく考えることが大切です。
商品にニーズがあるのか調査する
ビジネスは顧客がいて初めて成り立つものです。
自分が売りたいと思う商品があっても、需要がなければ稼ぐことはできません。
まずは売ろうと考えている商品に、ニーズがあるのかを調査しましょう。
しっかり調査した上で、ニーズがあるビジネスを始めれば、利益を上げやすくなります。
税金・会計の知識をつけておく
起業すると、本業以外の業務も行わなければなりません。
特に重要なのが、税金や会計に関することです。
経営者としてしっかりお金の流れを把握しておく必要がありますし、税金もきっちり納めなければなりません。
知らない内に脱税などのトラブルを起こしてしまう可能性もあるので、税金と会計に関する必要最低限の知識は身につけておきましょう。
独立に必要な資金の調達方法
独立するには資金が必要になります。
では、どのように資金を調達すればよいのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
金融機関からの融資を受ける
独立する時に、金融機関から融資を受けて資金調達するケースも多いです。
その場合には、まず事業計画を策定して金融機関に相談する必要があります。
全くお金のない状態で融資を受けるのは難しいので、一定額の自己資金を用意しておくようにしましょう。
自己資金でスタートする
開業資金の平均は、1,000万円程です。
お金に余裕がある人は、自己資金のみで独立するのもよいでしょう。
どのようなビジネスを始めるかで必要になる額も変わるので、用意できるお金で始められるビジネスを探すのも1つの方法です。
助成金・補助金を申請する
独立する人を援助するために、国は助成金や補助金を受け取れる制度を設けています。
創業補助金や、小規模事業者持続化補助金、地域中小企業応援ファンドなどがあります。
条件や融資金額などが変わるので、自分に合ったものがないかチェックしてみるとよいでしょう。
身内・友人などから借りる
身内や友人にお願いして、お金を借りるのも1つの方法です。
ただし、相手との関係が悪くなったり、返済のトラブルが起こったりすることもあるので、軽い気持ちでお金を借りるのはやめておいた方が無難です。
資金を抑えたい場合はバーチャルオフィスが便利!
なかなかお金が集まらず、独立できないと困っている人は、バーチャルオフィスの利用を検討してみましょう。
バーチャルオフィスを利用すれば、少ない費用で独立することが可能です。
全国各地に様々なバーチャルオフィスがありますが、人気になっているのが「NAWABARI」です。
レンタル住所 | 東京都目黒区 |
初期費用 | 0円 月額料金 1,078円/月(税込、年払いの場合)〜 |
サービス内容 | 住所貸し、法人登記、電話代行&転送、郵便物受取&転送 |
運営 | 株式会社Lucci |
URL | https://nawabari.net/ |
BASEや17LIVEなど様々なプラットフォームにサービスを提供しているということで、インフルエンサーやEC事業者に特に人気があります。
法人登記可能な住所を借りられるだけではなく、銀行口座解説紹介などもついて月額980円からという、業界最安値水準の価格も魅力です。
オフィスに届いた郵便物を、管理画面から写真で確認できるサービスもあり、テレワークなどで事務所が不要になった企業にも人気です。
業界唯一のPマーク取得企業のバーチャルオフィスなので、安心して利用できます。
独立・起業におすすめの業種
どのようなビジネスを始めればよいか迷っている人のために、独立や起業におすすめの業種をいくつか紹介していきます。
スタートのハードルが低い業種
Webライターやイラストレーターなど、スタートのハードルが低い業種であれば、比較的簡単に独立できます。
パソコンとネット環境さえあれば仕事ができるので、初期費用もそれほどかかりません。
特技・趣味を活かした業種
特技や趣味を活かした業種であれば、楽しみながら仕事ができますし、事前準備の手間も少なくなります。
手作りの小物などを作るのが好きな人はハンドメイド雑貨、主婦をしている人ならハウスクリーニングなどがよいでしょう。
専門的な技術・知識が必要な業種
専門的な技術や知識が必要な業種は、ライバルが少なく需要も高いのでおすすめです。
Webデザイナーやインテリアコーディネーターなどは特に需要が高く、案件もたくさん見つかります。
講座などを受講して、技術や知識を身につけておくと独立する時に役立ちます。
これまでの経験を活かせる業種
サラリーマンから独立や起業をしようと考えているのであれば、これまでの経験を活かせる業種がよいでしょう。
営業をしていた人であれば何か商品を売るビジネス、通訳や翻訳の仕事をしていた人は英語力を活かせるビジネスなど、自分の経験を活かせる仕事はないか探してみてください。
独立・起業で失敗する原因と対策
独立や起業をしても、必ず成功するわけではありません。
ここからは、なぜ独立や起業で失敗してしまうのか、原因と対策を解説していきます。
資金運用の見通しが甘い
資金運用の見通しが甘いと、事業は上手くいきません。
思っていたよりも利益が上がらない、予想以上に支出が多いなどの理由で、あっという間に資金が尽きて経営が成り立たなくなるということもあります。
資金運用の計画は、細かく明確に立てておくことが大切です。
時代の流れに柔軟に対応できない
どのような業界でも、流行りやニーズはどんどん変化していきます。
事業が上手くいっているからといって同じことを続けていると、いつの間にか赤字経営に転落してしまうというケースも少なくありません。
日頃から様々な情報を仕入れ、時代の流れに柔軟に対応できるようにしておきましょう。
人間関係がもつれる
人間関係も、ビジネスを成功させるための重要なポイントです。
取引先との関係が悪くなる、社員と上手くコミュニケーションが取れていないなどの理由で、経営が悪化することも十分ありえます。
ただ仕事をこなすだけではなく、人とコミュニケーションを取り、良い関係を築くように努力しましょう。
複数店舗・事業を管理しきれなくなる
どんどん事業を拡大して失敗してしまうケースは多いです。
事業が上手くいくと、店舗や事業を広げたいと考えるかもしれませんが、管理しきれなくなるリスクもあります。
人材、資金、教育、ありとあらゆる面をしっかり考慮した上で、本当に事業を広げるべきなのか考えることが大切です
独立・起業を成功させよう
独立や起業を成功させるためには、目的を明確にしておく、自分に合ったビジネスを選ぶなど様々なポイントがあります。
中でも特に重要になるのが資金面です。
なるべく費用を安く抑えて、資金に余裕を持たせれば起業しやすくなります。
運営費用を節約したいのであれば、バーチャルオフィスがおすすめです。
月額980円から利用できる、人気の「NAWABARI」を利用してみてはいかがでしょうか。
独立・起業に関するよくある質問
メリットは、自分が好きな仕事を好きなようにできることです。
デメリットは、自分でやらなければならないことが増える、責任が大きくなるといったことがあります。
WebデザイナーやWebライター、オンライン教室、動画編集などがあります。
基本的には在宅可能なもの、パソコンとネットさえあればできるものがよいでしょう。
起業家に向いているのは、行動力がある人、失敗してもすぐ切り替えられる人、リーダーシップがある人などです。
新しいものが好きで好奇心旺盛、人とコミュニケーションを取るのが大好きという人も起業家向けの性格と言えるでしょう。