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【個人】ECサイトでネットショップ開業をするために必要な知識とおすすめサービス紹介

ECサイトでネットショップを開くのに必要な知識とサービス ネットショップ 廃業率

ネットショップ市場は国内外を問わず飛躍的な成長を続けています。

今やネットショッピングをするのは当たり前の時代に突入し、自宅に居ながら様々な商品を入手できるようになりました。

ネットショップ市場はまだまだ過渡期であり、今後さらに伸びしろがあるといわれています。

そこでこの記事は、ECサイトでネットショップ開業をするために必要な知識とおすすめのサービスを紹介します。

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今の時代実店舗を持つよりネットショップ開業!

時代はネットショップネットショップ 廃業率

これからの時代の主流となるのは実店舗ではなくネットショップといわれています。

百貨店の店舗数は減少しつつあり、小売店も1985年以来減少の一途をたどっています。

実際に1982年から2007年の間に消滅した小売店は2万4,055店です。

実店舗数の減少が顕著になり始めた昨今、さらに追い打ちをかけるかのようにコロナ禍が到来。

国内外における人々の働き方や生活様式などは様変わりし、「新しい日常」を生きるニューノーマルな時代へと突入しました。

アフターコロナ時代は、不必要な対面を避けることが当たり前の世の中になっていくと思われます。

だからこそこれからの時代に開業するならネットショップがおすすめです。

「開業するなら店舗を設ける」という当たり前の認識は今や崩れ去ろうとしています。

ネットショップ 廃業率

ECサイトって何?種類や仕組みを分かりやすく解説

ECサイトとは?
ネットショップ 廃業率

「ネットショップは分かるけれど、ECサイトって何?」

「ネットショップを検索していたら、ECサイトというワードが出てきた。」

という人もいるのではないでしょうか?

ECサイトという言葉を耳にすることは増えてきましたが、くわしく知っている人は案外少ないかもしれません。

実はECサイトとネットショップは同じ意味を持つ言葉です。

どちらもネット上で商品やサービスを販売することを意味していますが、製作者側はECサイトと呼んでいて、消費者はネットショップと呼んでいます。

つまり意味は同じでもサービスを提供する側と受ける側で呼び方が異なっているのです。

ECサイトを構築する手段はいくつかの種類があるので、今からECサイトを構築する種類や仕組みについて分かりやすく解説していきます。

①パッケージソフト

ECサイトを構築する種類の一つにパッケージソフトがあります。

ECサイトの構築で必要となる決済機能や在庫管理機能を有しているパッケージソフトは、大規模のECサイトを運営していく場合に最適です。

編集機能に優れていることや外部システムと連携が取れる点など様々な機能を搭載していて、カスタマイズ性が高く使いやすいソフトです。

パッケージソフトは有償と無償があり、有償のソフトは非常に高額で安い製品でも500万円程かかります。

そのためできれば無償のソフトを使いたいところですが、無償のソフトはオープンソース型なのでトラブルが発生したとき自分で対処しなければいけません

サイト構築に詳しい人であれば無償のソフトでも使いこなせますが、初心者の場合には余りおすすめできないサービスです。

②レンタルショッピングカート ASP

ネットショッピングをするときはカートに商品を入れてから購入へ進みます。

このカートを構築するのがレンタルショッピングカート ASPです。

レンタルショッピングカート ASPは共通のプラットフォームをレンタルするため初期費用やランニングコストが安く、さらにECサイト構築に必要となる機能が標準装備されています。

一方で、自由にカスタマイズできない点がデメリットといえます。

オリジナリティを出した魅力的なサイト運営をしたい人にはあまり向いていないサービスです。

レンタルショッピングカート ASPを使っていた企業が、億を超えるほどの大規模なECサイトになったのですが、結果的には自由にカスタマイズできるパッケージソフトに乗り換えたという事例もありました。

レンタルショッピングカート ASPを利用する際には、どのようなサイト運営をしたいのかをプランニングしておくことが大切です。

③モール ASP

モール ASPはインターネット上にあるショッピングモールを利用して商品を販売するサービスのことです。

ECモールは自分でサイト運営をしないので、比較的手軽にECサイトを立ち上げることができます。

ECモールのメリットは集客力の高さです。

大手ショッピングサイトの集客力を利用して販売するので、構築して間もなくから高い集客が望めます。

一方デメリットは出店料や売り上げに比例した利用料金がかかることです。

規模の大きな取引を行う場合、ランニングコストを考えるとデメリットが大きいといえるでしょう。

④ECサイト構築

ECサイトの構築ツールは、自分の希望やサイトの規模に合わせて選ぶようにしましょう

ランニングコストや初期費用を抑えたい人はレンタルショッピングカート ASPが良いでしょう。

大規模なECサイトを運営する場合、パッケージソフトを利用して自由にカスタマイズする企業が多いです。

ランニングコストがかかっても集客を重視したいときはECモールに登録することをおすすめします。

サイトの規模や運営プランによってECサイトの構築方法は変わります。

まずは自分がどのようなサイトを運営したいのかをよく考えた上で最適な手法を選びましょう。

おすすめのECサイト3選

おすすめECサイト3選
ネットショップ 廃業率

ここからはおすすめのECサイトを3選ご紹介します。

サービス内容や料金などそれぞれ異なるので、しっかりチェックしてみてください。

BASE

BASEロゴ

ショップ開設数180万件を誇るBASEは、初期費用もランニングコストも一切かかりません

商品が売れたときに手数料が発生するシステムなので、リスクが少なく手軽にECサイトをスタートできるサービスです。

洗練されたデザインの本格的ショップを立ち上げられる自由度の高いカスタマイズも魅力。

販売促進に効果を上げるお得なクーポンをBASE負担で発行してくれるのも嬉しいポイントです。

Makeshop

MakeShopロゴ

Makeshopは11,000店舗を突破した数多くのショップが利用しているサービスで、自由度の高さとコストパフォーマンスの良さが注目を集めています

利用する場合は初期費用と月額料金が必要です。

商品登録数とスタッフアカウント数によっても料金が変動するので、あらかじめ取り扱う商品の量を考えた上で利用すると良いでしょう。

Amazon

アマゾンロゴ

総合ECサイトの大手であるAmazonは、数あるECモールの中でもトップクラスの知名度を誇り、同時に高い集客が期待できるサービスです。

シンプルで使いやすいプラットフォームは運用も手軽で、FBAを利用すれば年中無休で利用できます。

Amazonを利用するときは月額登録料と基本成約料が必要です。

月額登録料は一定ですが、基本成約料は出品した商品が売れるごとにかかってきます。

集客は期待できますが、販売量が多い場合は手数料の負担が大きくなることを知っておきましょう。

ネットショップを始める方へおすすめのサービス

ネットショップおすすめサービス
ネットショップ 廃業率

「ネットショップをスタートするにあたってお得なサービスを利用したい。」

と思う人もいるのではないでしょうか?

今からはお得な特典や割引が充実したサービスをご紹介します。

レンタルサーバー|ロリポップ

ロリポップは、ブログやECサイト運用に欠かせないレンタルサーバーを提供しています。

サービスを申し込むと同時にWordPressがインストールされるので、簡単にサイトを構築できるのが特徴です。

契約時には、クオリティの高い画像を提供しているPIXTAなど様々なツールを割引料金で利用できます。

コストパフォーマンスの満足度も高く、日本マーケティングリサーチ機構が実施した「使い続けたいレンタルサーバー」部門でトップを獲得しています。

ドメイン|ムームードメイン

ムームードメインは、ECサイト運用で必要となるドメインを提供しているサービスです。

期間限定キャンペーンを利用すると、.com .netの取得費用が無料。

レンタルサーバー・ロリポップを同時に申し込んだ場合は更新費用も永久無料となっています。

上場企業の98%が利用しているco.jpを新規取得する料金は2,200円というリーズナブルな価格設定も特徴。

Webサイトで人気の.onlineは新規取得の場合わずか53円で提供しています。

個人情報保護|バーチャルオフィス

ネットショップをスタートする場合、最も気になるのが個人情報保護です。

個人でネットショップを運営する場合、自宅で仕事を行っているケースが多いと思います。

しかしネットショップを運営するにあたり、自宅を運営元として公開するのは個人情報保護の観点でリスクが高いといえるでしょう。

そのような場合、バーチャルオフィスを利用すると安心です。

バーチャルオフィスは住所や電話番号などを貸し出しているサービスなので、自宅でネットショップを運営しても個人情報を保護することができます。

ネットショップ 廃業率

東京都内のおすすめバーチャルオフィス

東京都内のおすすめバーチャルオフィス
ネットショップ 廃業率

NAWABARI

NAWABARI
住所東京都目黒区鷹番3-6-8TSビル2F
月額1,100円~
URLNAWABARI

バーチャルオフィスNAWABARIは、業界最安値の月額1,100円からバーチャルオフィスを利用できるサービスです。

格安サービスではあるものの、住所貸し、電話用件・留守電転送、郵便物受取・転送といった基本的なサービスは基本料金内に含まれています。

初期費用や年会費はなく最低契約期間も設けられていないため、初めてバーチャルオフィスを利用する方でも気軽に利用できるでしょう。

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レゾナンス

レゾナンス
住所東京都港区浜松町2丁目
月額1,650円(税込)〜
URLレゾナンス浜松町本店

レゾナンスは、都内に浜松町や渋谷など4店舗拠点を有しています。

バーチャルオフィスのプランは3プラン提供されており、月額1650円から利用でき、法人登記にも利用可能。

ただし、最安値プランの『格安バーチャルオフィスプラン』は電話番号のレンタルや転送はサービスに含まれていませんので、プランの選択にはご注意ください。

ワンストップビジネスセンター

ワンストップビジネスセンター
住所 東京都港区南青山2丁目2番15号
月額 5,280円〜
URL ワンストップビジネスセンター

ワンストップビジネスセンターは全国展開しているサービスで、バーチャルオフィスのプランは3プラン提供されています。

月額4800円から利用でき、法人登記も可能ですが、電話転送やFAX転送などは、ビジネスプラン以上でないと利用できませんのでご注意ください。

ネットショップを開業するならバーチャルオフィス・NAWABARIを活用しよう

ネットショップを開業するなら、バーチャルオフィスを利用することをおすすめします。

BASEを始めとした数多くのプラットフォームサービスを提供しているNAWABARIは、EC業界関係者が選ぶバーチャルオフィスサービスでもトップを獲得している人気のバーチャルオフィスです。

ネットショップを安心・安全に開業するためにも、バーチャルオフィス・NAWABARIを利用することをおすすめします。

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よくある質問

ネットショップの廃業率は?

ネットショップの廃業率については、具体的な数字は国や地域によって異なりますが、一般的には高いとされています。

E-commerceは競争が激しく、新しいショップが立ち上がり、既存のショップが消える頻度が高いです。

ショップの成功には、顧客を獲得してサポートする能力、高品質の商品やサービス、効果的なマーケティングが必要になります。

統計によれば、米国のオンライン小売業界では、約9割が3年以内に廃業するとされています。

しかし、これは業界全体に対する数字であり、特定のセグメントや地域では、より高いまたは低い割合が見られる可能性があります。

そのため、ネットショップを開設する前には、市場調査、競合環境分析、顧客ニーズの分析などを行い、必要なリソースを投入し、収益性を高めるための戦略を考えることが大切です。

ECサイトの立ち上げ方は?

1.ビジネスプランの作成: ECサイトを開設する理由や目的、市場調査、競合環境の分析、財源調達計画などを含むビジネスプランを作成します。

2.商品の選定: 販売する商品を選定し、商品情報や価格、送料などの詳細を確定します。

3.ECサイトの作成: ECサイトのドメインやホスティングサービスを選定し、Webデザインや開発者によってECサイトを作成します。ユーザーインターフェイスやカートシステムなどを含め、顧客が簡単に商品を購入できるようにすることが大切です。

4.マーケティングと広告: ECサイトをマーケティングするための戦略を確立し、検索エンジン最適化(SEO)やソーシャルメディアマーケティング、メールマーケティングなどを活用します。

5.配送と支払い: 配送業者や支払いプロセッサーを選定し、顧客が商品を簡単に受け取って支払いできるようにする必要があります。

6.顧客サポート: 顧客が質問や問題がある場合に対応できるサポートシステムを確立し、顧客満足度を向上させます。

このようなステップに従って、効果的なECサイトを立ち上げることができます。ただし、これらのステップは一般的な手順であり、個々のECサイトによって異なる要件がある場合もあります。

自社ECサイトのデメリットは?

自社ECサイトを開設することにはいくつかのデメリットがあります。

1.コスト: 自社ECサイトを開設するためには、ドメインやホスティング、Webデザイン、開発者、マーケティングなどにかかるコストがあります。また、常に最新の技術を採用している必要もあり、そのためには定期的な投資が必要です。

2.技術力: 自社ECサイトを運用するにはWebデザインや開発のスキルが必要です。これらのスキルを備えた専門家を雇用することも、自分自身で学習することも必要です。

3.時間: 自社ECサイトを開設し、運用するには多くの時間と労力が必要です。製品の管理、マーケティング、配送など、多くのタスクを行う必要があります。

4.顧客サポート: 自社ECサイトを開設すると、顧客サポートも自分で行う必要があります。顧客からの質問や問題に対応するために適切なリソースを確保する必要があります。

5.販売促進: 自社ECサイトを開設すると、商品の販売促進のためのマーケティング戦略を確立し、実行する必要があります。これは多くの時間と労力を要する可能性があります。

これらのデメリットを考慮すると、自社ECサイトを開設することは簡単なことではありませんが、正確なマーケティングと適切なリソースがあれば成功する可能性もあります。

ECサイト運営の将来性は?

ECサイトの運営には将来的に高い可能性があります。

1.オンラインショッピングの成長: オンラインショッピング市場は持続的な成長を続けており、これはECサイト運営の将来性に高い可能性をもたらします。

2.技術の進歩: ECサイトを運営する上での技術の進歩は、顧客エクスペリエンスを向上させることができます。これにより、ECサイト運営の将来性が高まります。

3.モバイルの台頭: モバイルデバイスの利用が増加していることから、モバイルフレンドリーなECサイトの開設や運営が重要となっています。これに対応することで、ECサイト運営の将来性が高まります。

4.顧客ニーズの変化: 顧客ニーズは常に変化しています。これに対応することで、顧客を満足させ、長期的な関係を確立することができます。これにより、ECサイト運営の将来性が高まります。

これらの要因から、ECサイト運営は将来的に非常に魅力的なビジネスオプションとなる可能性がありますが、常に市場動向や技術の進歩などに対応する必要があります。

大里真也

この記事の著者
株式会社Lucci

大里真也 さん

2017年からバーチャルオフィスNAWABARIの運営に従事。2022年5月よりメディア運営責任者として、長いバーチャルオフィス事業経験を活かし様々な記事を執筆。

小代有美

この記事の監修者
株式会社コスモウィンズ取締役

小代有美 さん

2011年急な勤務先からの解雇に路頭に迷いネットショップ運営に行きつく。その後、全国を周りリアルの売り方を研究し、ネットショップ副業の書籍を出版するなど、コンサル業務を開始。現在では、ハンドメイド作家や作り手のための応援サービス「ある・みる」をローンチし、活躍の場をつくるためのEVENT開催・オンラインショップなどを展開。2,024年から海外展開をはじめ、もっと日本製品が海外に出やすくするための場を構築中。

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