近年では、海外で起業する人が増えています。
日本とは言葉も法律も異なるため、一見大変な作業に思われがちですが、海外だからこそ競争相手が少ない状況で開業できて、国内より安定した収入を得られる可能性も少なくありません。
本記事では、海外起業でおすすめの業種や成功させるためのポイント、バーチャルオフィスの活用などについて見ていきます。
バーチャルオフィスお探しの方必見!
海外でできる起業アイデア3選!
海外で起業するなら、やはりオリジナリティがあり、かつニーズが見込める事業を選ぶのがおすすめです。
近年では海外で起業する人も増えていますが、どのようなサービスが多いのかを見ていきましょう。
オンラインサービス
オンラインを活用すれば、自分が国内、海外のどちらにいても営業をすることが可能です。
例えば、国内から海外向けのネットショップやコンテンツの提供などのビジネスをすることも可能ですし、海外に拠点を置いて現地の日本人向けに様々なサービスを提供することもできます。
飲食店
日本人は世界的に見ても舌の肥えた民族と言われています。
そのため、食の好みが似ている国で飲食店を経営すれば、多くのリピーターがつきやすいです。
特に日本食は需要が高く、ラーメン店や寿司屋を経営して高評価を得ているところも少なくありません。
美容系ビジネス
日本で当たり前に利用できているヘアサロンやエステサロンの施術は、海外からすれば金額以上に丁寧で満足度の高い仕上がりと評されています。
そのため、海外で美容系ビジネスを展開すれば、かなり売り上げが見込めるといわれています。
海外起業におすすめの国は?
海外起業に初挑戦する場合は、
貿易の規模が大きく、ある程度日本からの海外起業が成功している国
を選ぶのがおすすめです。
例えば、アメリカは日本とは同盟関係にあり、貿易相手国としても上位にランクインしていますので、多くの人が起業をして成功を収めています。
日本と同じ資本主義、民主主義の国なので営業がしやすいですし、GDPの高さ、人口規模、日本への高評価、在米の日本人の人数を考えても、起業する上で恵まれている国と言えるでしょう。
同様に、オーストラリアもビザの取りやすさや日本人の多さ、時差の少なさ、安定した経済状況などから人気が高いです。
海外起業を成功させるためのポイント
海外起業は国内で起業するケースとはまた違った準備が必要です。
海外起業を成功させるために、事前にどのようなことをしておくべきでしょうか。
現地の情報を収集する
日本では当たり前に感じていることが、海外では全く異なっているというケースは少なくありません。
市場の規模や販売する品物、提供するサービスの現地の相場、国民性や事業の需要、店舗を構える地域の治安やアクセスなどを調べておかなければ地元にマッチした店舗を作ることができないでしょう。
また、従業員を雇う場合には労働環境や従業員への待遇なども大幅に地元と異なる契約にならないように注意が必要です。
こういった情報は、ネットで調べるよりも現地で体験した方が確実でしょう。
海外で起業する目的を明確化する
国内で起業する場合と異なり、海外は文化や風習、国民性など様々な状況が異なります。
経営の途中に方針がぶれることがないように、何故海外で起業するのか、目的を明確にしておきましょう。
目的を設定しておけば、仮にトラブルが生じたときにも迷うことなく冷静に対処できます。
海外起業するリスクを確認する
海外起業の場合、国内と比べて事前に得られる情報が少ないです。
また、人脈づくりや資金調達、手続き、言語など様々な点で国内起業よりも難易度が高いですし、国民性の違いや宗教、経済状況、現地の風習などで事業が頓挫する可能性も考えられます。
従って、まずは現地について調べて、海外起業する場合のリスクをある程度予測した上で起業を検討しましょう。
国内企業と海外企業の違いを理解する
海外で起業した時、日本企業と海外企業の違いに驚くことは少なくありません。
例えば、海外では事業主と従業員でも上下関係がほとんどありませんし、日本のように勤務時間や規則を厳しく守ることも少ないです。
また、会社のために働くという意識が薄いため、現地で従業員を雇うときには戸惑うこともあるでしょう。
契約に関しても、日本では根回しや下準備が十分になされた後で結ばれることが多いですが、海外ではプレゼンで評価された場合、すぐにクライアントと契約に入るのが一般的です。
このようなスピード感や仕事のやり方の違いについて理解しておかなければ、起業後に苦労する可能性があります。
バーチャルオフィスを活用して海外起業!
本店所在地として自宅以外の住所を公開できるバーチャルオフィスは、海外起業においても非常に役立ちます。
以下に、バーチャルオフィスとはどのようなサービスなのか、どんな点に注意してバーチャルオフィスを選ぶべきか解説します。
バーチャルオフィスとは?
バーチャルオフィスは、
実在する住所をオフィスとして借りて、郵便や電話の転送、会議室の利用など必要なサービスだけを活用できるサービスです。
事務所自体を借りるわけではないため、オフィスを必要としない事業で家賃のコストを抑えたいときに向いています。
海外起業にバーチャルオフィスがおすすめの理由
日本に本店を置いて、海外支店として起業したい場合、バーチャルオフィスを使えば日本国内で事務所を借りる必要がありません。
また、海外に拠点を置くバーチャルオフィスを利用することもできます。
いずれにしても、本店として自宅住所を公開せずに済みますので、セキュリティの面で安心ですし、立地の良い住所ならばブランドとしての価値も期待できるでしょう。
低コストで堂々と公開できる住所を必要としているときにおすすめです。
バーチャルオフィスを選ぶ際の注意点
バーチャルオフィスを選ぶ時は、どこの住所を借りられるかが一つのポイントになります。
海外起業では認知度の高い住所を本店にした方が良いので、東京の住所を借りられるところが良いでしょう。
また、郵便物や電話の転送、電話代行、会議室の利用、法人登記など自分が必要とするサービスが利用できることも重要です。
加えて、長期的に経営を維持できるように、手ごろな価格で借りられるところを探しましょう。
バーチャルオフィスは所在地に関わらず契約可能!
バーチャルオフィスは、申し込みや必要書類の提出、審査、契約、支払いまで全てオンラインで済ませることが可能です。
海外在住の場合は必要書類や手続きがやや煩雑になることもありますが、所在地に関わらず契約できますので、オフィスを確保するために現地に出向く必要がありません。
海外起業におすすめなバーチャルオフィス 3 選!
海外起業でバーチャルオフィスを利用する場合、借りられる住所のブランド価値やサービス内容、コストなどによって使いやすさが異なります。
以下に、海外起業でおすすめのバーチャルオフィスをご紹介します。
NAWABARI
NAWABARIでは東京都目黒区の住所を借りることができます。
月額1,100円~という低コストながら、郵便物の転送や電話番号の貸与、要件転送など、サービス内容が充実しています。
EC業界関係者から高く評価されているバーチャルオフィスです。
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ナレッジソサエティ
ナレッジソサエティでは東京都千代田区の住所を借りることができます。
月額4,950円で月1回の郵便物転送サービスもついていますが、オプションとして郵便物のリアルタイム転送、電話の代行や転送などさらに充実したサポートを受けることも可能です。
リージャス
リージャスは国内に多くの拠点を有しています。
都内の場合、月額1万円台とやや高めのコストですが、全拠点の会議室の利用や秘書代行サービスなど、充実したオプション内容です。
NAWABARIを使えば海外起業も低コストで挑戦可能
海外での企業は国内よりもさらに負担が大きいですが、それに見合うやりがいと売上も期待できます。
NAWABARIのように低コストでブランド価値の高い住所を利用できるバーチャルオフィスを活用すれば、個人情報を公開せずに日本の企業として海外で起業しやすくなります。
多くのインフルエンサーやECサイトから評価されているNAWABARIを利用して、海外進出に挑戦してみましょう。
バーチャルオフィスお探しの方必見!
よくある質問を集めました
独立開業、ましてや海外での起業となれば、気になること、不安に感じることも少なくありません。
以下に、海外起業をする上でよくある質問について見ていきましょう。
自分にとって相性の良い国を選ぶのが良いですが、起業のしやすさという点で見れば、資金調達や納税、建設許可など様々な点からニュージーランドが最も高く評価されています。
カナダや香港なども人気がある国です。
海外にない、日本らしさを活かした事業やオリジナリティのある事業は競合相手がほとんどいないのでおすすめです。
ただし、奇をてらうよりは実際の成功事例を参考にして、現地のニーズに合わせた事業を考えると良いでしょう。
業種や起業する国にもよりますが、一般的には海外起業の成功率は3~4割と言われています。
決して成功率が高いとは言えませんので、初期コストや仕事が軌道に乗るまでの運用コストは極力抑えて、リスクを減らしながら事業を広げていく方が良いでしょう。