ビジネス知識

オンラインサロンは胡散臭いの? 仕組みや始め方、胡散臭いと感じる理由4選を解説

オンラインサロン 胡散臭い

最近よく耳にするようになったオンラインサロン。

コロナ渦の影響もあり、外出の機会も減ったことで興味を持つ消費者が増えてきています。

ホリエモンこと「堀江貴文」氏や芸人「西野亮廣」氏など、有名人、著名人が主催するものは軒並み盛り上がりを見せています。

新たなウェブサービスとしてもSNSで注目を集めているオンラインサロンとは、具体的にどのようなものなのか、またオンラインサロンビジネスを始めるにはどうしたらいいのかを紹介していきたいと思います。

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「オンラインサロン」ってなに?

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オンラインサロンとは、毎月定額の料金を支払い、特定の目的や考え方を持つ人たちが集まり、ネット上で交流するコミュニティのことを指します。

実態のないものにお金を払うため「胡散臭いな」と感じる人も多いでしょうが、最近ではオンラインサロンの用途や目的が多様化しており、ファンクラブの様な形態の他、趣味やスキルアップの場として利用されたり、ビジネスチャンスの成功のために活用されたりと、個々のニーズに合わせて広がりを見せています。

オンラインサロン 胡散臭い

オンラインサロンが胡散臭いといわれている理由とは?

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オンラインサロンに対して「胡散臭い」というイメージを抱く人も多くいます。

オンラインサロンが胡散臭いといわれる理由として、次の4つの内容が考えられます。

それぞれの詳細について、見ていきましょう。

情報を扱うサービスのため

オンラインサロンは情報を扱うサービスです。

形がないものを販売するため、つい「何も残らないのでは」「騙されているのでは」というイメージを抱いてしまいがちです。

実際にオンラインサロンに加入をしたものの何も身に付かず、無駄な出費になってしまうケースもあります。

オンラインサロンに加入をする際は、扱っている商材が自分にとって価値があるものなのか見極めた上で、入会を検討しましょう。

入会しないとどのようなコミュニティか把握できないため

オンラインサロンは費用を払って入会した人のみが活用できるサービスです。

閉鎖的ともいえるコミュニティであるため、入会をしてみないことには内情を把握するのは困難です。

お金を払わないと何をやっているのかわからな」という体制は、多くの人にオンラインサロン=胡散臭いというイメージを植え付ける理由の1つといえます。

自身がオンラインサロンに入会をする際は、SNSや口コミなどから実際に加入をしている体験者の意見を把握し、内情に問題がないか確認をしておきましょう。

オンラインサロンは宗教的なファンが集まるため

オンラインサロンには、主催者の熱狂的なファンが多く集まるケースが多々あります。

芸能人・有名人が主催をしているオンラインサロンは、その傾向が顕著です。

そのため「支持する人とお近づきになりたい」というファンの思想を狙い、オンラインサロンを開催するケースもゼロではありません。

しかし単純に主催者の情報が役に立つと思い、自身のキャリアアップや自己啓発のために、オンラインサロンに加入する人も多くいます。

芸能人・有名人のオンラインサロンに加入する場合は、少なからず「主催者目当てで加入している人もいる」「しかし加入者全員が主催者のファンというわけではない」ことを覚えておくと良いでしょう。

オンラインサロンが最近できたサービスであるため

オンラインサロンは2012年にSynapseが先駆けとなり、浸透し始めたサービスです。

世間に認知されるようになってまだ日が浅いため、一般の人々にとっては馴染みが少なく、胡散臭いと感じてしまうのかもしれません。

しかし新しいものに対して、人々が警戒心を抱くのは正常な反応です。

近年では誰もが名前を聞いたことがあるDMMがオンラインサロンのプラットフォームを提供していたり、芸能人がオンラインサロンを開催したりしているため、認知度の高まりを見せています。

今後、オンラインサロンがさらに注目を浴びる存在となれば、「胡散臭い」という意見も減少すると考えられます。

オンラインサロンの仕組み

オンラインサロンの仕組み

オンラインサロンの多くは有料会員制で会員だけが情報交換や交流が出来るようになっていて、多くの会員を集めることで収益をあげることができます。

また、オンラインサロンを主催するオーナーと決済した会員のみが参加できる仕組みとなっているため、会員同士、密な関係性、コミュニケーションがとれるため、目標や目的のために仲間意識が芽生えやすいのも特徴と言えます。

オンラインサロンって何をするの?

オンラインサロンって何をするの?

オンラインサロンが注目を集める背景の一つには、自分にとって有益な情報を集めたいというのが主ではないでしょうか。

多様化する現代にとって、月額料金を払ってでも自分自身に役立つ情報を得たい、知りたいという会員と、他の人が知らない情報を教えたい、広めたいという主催者側が結びつき、コミュニティという収益モデルに繋がるのでしょう。

オンラインサロンで成果をあげている人物として、堀江貴文氏、西野亮廣氏、中田敦彦氏など、知名度が高く影響力があり、常識とは異なる観点から情報を発信できる人物を想像する方も多いでしょう。

特別な人、知名度がある人でなければオンラインサロンは成功しないと思われがちですが、ターゲットやコンテンツを工夫することで著名人でなくとも、成功する可能性は大いにあると言えるでしょう。

具体的な分野を見ていくことにしましょう。

ファンクラブ型

オンラインサロンの主催者のファン同士が交流する為のサロンです。

従来のファンクラブに近く、月額料金を払うとメンバー限定コンテンツが閲覧できるといったサービスが提供されます。

ファン同士のコミュニケーションもメインコンテンツの一つと言えるでしょう。

ビジネス型

起業などの機会を創ったり、情報を得るための講座や、企業のイベント、事業のテーマ案を募ったり掘り下げたりする活動が行えます。

メンバーが主体的に活動に参加し、チャンスを広げていけるコミュニティとなっています。

情報型

情報商材ビジネスでは、月額料金を払った会員のみが儲け話や投資情報などを共有できます。

詐欺などの情報も多く、ある程度の情報を得たら退会する会員も多いため、常に新しい会員を獲得できる知名度や戦略が必要となります。

コミュニティ型

横のつながりができることを目的とし、同じ目的や目標を持った者同士で切磋琢磨していくのが、コミュニティ型の魅力です。

人脈を作ることが目的のオンラインサロンです。

オンラインサロンの始め方!

オンラインサロンの始め方!

オンライン自身で立ち上げる場合、収益は全て自分のものにできます。

そのため自身の手で一から作成するという選択肢もアリですが、かなりの労力が必要です。

より手軽にオンラインサロンを始めたい場合は、既存のプラットフォームやSNSを利用することをおすすめします。

DMMオンラインなどのプラットフォームを利用する

DMMオンラインをはじめとする、オンラインサロンのプラットフォームを利用することで、オンラインサロンの立ち上げや運営に必要なシステムが一元化できます。

設定が簡単にできすぐに立ち上げが叶うため、プラットフォームを活用するとオンラインサロンの事業開始までの流れがスムーズです。

下記に、DMMオンライン以外のオンラインサロンのプラットフォームをご紹介します。

それぞれ特徴や魅力が異なるため、自身の運営計画に見合った商品を選びましょう。

  1. IDOBATA
  2. CAMPFIREコミュニティ
  3. FANTS
  4. Salon.jp
  5. music.jpオンラインサロン

FacebookなどのSNSを利用する

オンラインサロンのプラットフォームを利用しない場合は、SNSを有効活用しましょう。

また、オンラインサロンのプラットフォームの中には、やり取りをするための専用アプリの用意がないところもあります。

その場合も、SNSを活用することで会員同士がコミュニケーションをとったり主催者がスキル・ノウハウを発信したりが容易にできます。

Facebook以外にオンラインサロンとして活用できるSNSの一例を下記にピックアップしました。

オンラインサロンを開催予定の方は、参考にしてください。

  1. Twitter
  2. Discord
  3. slack
  4. ChatWork
  5. Instagram
オンラインサロン 胡散臭い

サロンの運営方法

オンラインサロン 胡散臭い運営方法

どれだけ魅力的なコンテンツを継続的に発信していけるかがとても重要になってきます。

オンラインサロンは月額制のため、つまらないと思われたら会員から離脱されてしまいますので、継続的にコンテンツを更新しながら、会員を増やせるように運営をしていきましょう。

また、オンラインサロンはクローズド性が魅力の一つのため、情報を全面的に出しての集客が難しいといえます。

そのため、最終的なサロンの規模はどうしたいかを考えながら集客の仕方を考える必要があります。

例えば、小規模で内容の濃いサロンにしたい場合には実際の人脈を伝って参加者を募るのも有効ですが、なるべく多数に向けた情報発信の場としたいというかた方なら、SNS等を使うのも選択肢の1つになると言えるでしょう。

有名なオンラインサロン一覧

オンライサロンに加入予定の方や、オンラインサロンを開催予定の方は、知名度の高いサロンの運営方法について、把握しておきましょう。

ここからは有名なオンラインサロンについてご紹介します。

西野亮廣エンタメ研究所

西野亮廣エンタメ研究所|オンラインサロン

オンラインサロンといえば、「西野亮廣エンタメ研究所」といっても過言でないでしょう。
会員数は7万人を超え、その人気ぶりや知名度はかなりのものです。

サロン特典は、西野氏が考えるエンタメの未来や取り掛かっているプロジェクトの様子・過程をFacebook上で見ることができます。

その他にも西野氏を含め、メンバー同士のコミュニケ―ションが盛んで、話題のイベントが多数開催されています。

PROGRESS

オンラインサロン|PROGRESS

最近Youtubeなどで活躍の場を広げている、「仲田敦彦」氏が運営するオンラインサロンです。

中田氏の近況報告やメンバー同士で企画・実行をして、地域・国関係なく気軽にコミュニケーションをとれる学校のような場所をイメージしているそうです。

HIU(堀江貴文イノベーション大学校)|オンラインサロン

HIU(堀江貴文イノベーション大学校)

冒頭でも紹介をしたホリエモンこと「堀江貴文」氏が運営するオンラインサロンです。

オンラインサロンは通常月額1000円程度ですが、こちらは月額10000円とかなり高額な金額設定になっております。

その分、質の高さを求めており、活動内容のメンバー主導体制という、メンバーのみで企画・実行をしていく形式をとっているようです。

他に地方各地でもイベントが開催されるため、住まいに関わらずに会員になれる点も魅力の1つでしょう。

オンラインサロンに関するよくある質問

オンラインサロン 胡散臭いよくある質問

ここからはオンラインサロンへの加入・開催をするにあたって、よくある質問とその回答をご紹介します。

オンラインサロンの初期費用はいくら?

オンラインサロンの初期費用はサロンによって異なります

一部のサロンでは無料で参加できるものもありますが、有料の場合は月会費や年会費がかかることが一般的です。

具体的な初期費用はサロンの運営者や提供されるコンテンツによって異なるので、各サロンの詳細を確認してください。

オンラインサロンにはどのような人が参加するの?

オンラインサロンに参加する人は多岐に渡ります。

主に、特定の分野に興味や関心を持つ専門家やプロフェッショナル、その分野に学びたいと思っている学生や初心者、趣味や特定のテーマに関心を持つ一般の人々などが参加します。

さまざまなバックグラウンドや目的を持つ人が集まるため、情報交換や学びの機会が豊富であり、コミュニティ内での交流や成長を重視する人々が参加します。

オンラインサロンが人気でハマる人がいる理由とは?

オンラインサロンの人気の理由は、以下のような要素があります。

1つ目は、専門知識や情報を得られる貴重なコミュニティであることです。

2つ目は、専門家や著名人との直接的な交流やアドバイスが受けられることです。

3つ目は、他のメンバーとのつながりや交流ができることで、共通の趣味や関心を持つ仲間を見つけられることです。

4つ目は、限られたメンバー数やコンテンツの質の保護により、プライベート感や特別感があることです。

これらの要素が人々に魅力的に映り、オンラインサロンの人気を高めています。

オンラインサロンのルールにはどのようなものがあるの?

オンラインサロンのルールの例は以下のようなものがあります。

1つ目は、参加者同士の相互尊重やネガティブな発言の禁止です。

2つ目は、営利目的の宣伝やスパム行為の禁止です。

3つ目は、機密情報や個人情報の保護に関するルールです。

4つ目は、公序良俗に反する発言や違法行為の禁止です。

5つ目は、サロン内での商業取引の制限や禁止です。

これらのルールは、サロンの安全性やメンバーの快適な環境を保つために設けられます。

オンラインサロンとファンクラブの違いとは?

オンラインサロンとファンクラブは、コミュニティやサポートの提供を目的とする点では似ていますが、主な違いがあります。

オンラインサロンは、特定のテーマや目的を持つメンバーシップ制のコミュニティであり、メンバー同士の交流や情報共有が中心です。

一方、ファンクラブは、特定のアーティストやクリエイターに対する応援や支援を目的としたファン向けの公式コミュニティです。

ファンクラブでは、アーティストとのコミュニケーションや限定コンテンツの提供が主な特徴です。

オンラインサロンに加入することで得られる効果とは?

オンラインサロンの効果は、以下のようなものがあります。

1つは、メンバー同士の交流や情報共有を通じた学びの機会の提供です。

2つ目は、コミュニティ内での相互サポートやネットワーキングの促進です。

3つ目は、専門知識や情報のアップデートが行われる場であることから、メンバーのスキル向上や成長を支援します。

さらに、アーティストやクリエイターにとっては、熱心なファンとの密な関係構築や収益化の手段としての役割もあります。

オンラインサロンの収入ランキングはどのようになっているの?

2023年7月20日時点でのオンラインサロンの推定売り上げランキングは、下記の通りです。

  1. 西野亮廣エンタメ研究所(推定月間売り上げ2,590万円)
  2. 鴨頭嘉人のビジネスオンラインサロン 鴨Biz(推定月間売り上げ1,840万円)
  3. 石井裕之オンラインサロン「沢雉流儀(たくちスタイル)」(推定月間売り上げ1,100万円)

人気のあるオンライサロンは、月1,000万円以上の売り上げを誇ります。

また、売り上げ1位を獲得している西野亮廣氏のオンラインサロンは、月額1,000円で入会が可能です。

オンラインサロンで売り上げを伸ばす=月額料金を高めるのではなく、よりメンバーにとって有意義な情報を提供することが、オンラインサロンを成功させる秘訣といえます。

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オンラインサロンまとめ

多くの人と深く交流できる新しいコミュニティでもあるオンラインサロン。

多様化するユーザーのニーズに応えながら、収益を上げ、少数のコアなユーザーを獲得することは簡単なことではありません。

今後オンラインサロンの需要は増々高まっていくことでしょう。

いかに信頼され、面白い思考回路だと思われることが重要になっていくことでしょう。

起業のためにオンラインサロンへの加入を考えている方、もしくはオンラインの開催を考えている方は、NAWABARIの活用がおすすめです。

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ぜひオンラインサロンの加入・開催と併せて検討してみてください。

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