バーチャルオフィスとは、オフィス用の住所を借りることができるサービスです。
実際にオフィスを借りるよりも低コストで、会社やプランによっては登記も可能です。
オフィス街である千代田区には多くのバーチャルオフィスが存在しており、どこの会社が自分に合っているのか、迷ってしまう人もいるでしょう。
そこで、今回は7つのバーチャルオフィスをピックアップしてご紹介していきます。
千代田区の街のイメージとは?
千代田区といえば、東京都の中心街というイメージを抱いている人も少なくないでしょう。
皇居や日本武道館のほか、東京駅やオフィス街である丸の内も含んでいる千代田区は、実際大企業の本社の数も多い日本有数のオフィス街であり、日本の中心地と言っても過言ではない街の1つです。
オフィスだけではなく、商業施設も増加してきており、オフィスの街というイメージからオフィスもショッピング可能な場所もある街へと進化しています。
賃貸としてのオフィス物件も数多く、大企業だけではなく中小企業も数多く存在しています。
オフィスの数に合わせるように飲食店も数多く、交通の便も良いため、千代田区に起業を希望する人やオフィスを新たに構えたいといった人が少なくありません。
そのため、賃貸物件の数も増加しており、レンタルオフィスやバーチャルオフィスも増加傾向にあります。
千代田区内には日本有数のオフィス街である丸の内の他に、秋葉原や神田といったエリアも含まれます。
それぞれに特徴があり、秋葉原は高層のオフィスビルが立ち並ぶビジネス街というよりも低層オフィスビルが多く、中小企業が多く存在します。
神田エリアは従来はオフィス街というよりも学生の街として、下町のような街並みのエリアでしたが再開発が進み、新しい企業や昔から神田で展開している企業まで様々な形の企業が進出するようになりました。
特に問屋が多いエリアで、それに伴い、書店や出版社、印刷所や製本所などの本づくりに欠かせない企業が多いのが特徴です。
千代田区でおすすめのバーチャルオフィス7選!
日本有数のオフィス街である千代田区にオフィスを持ちたいと思う人は少なくありません。しかし、実際の物件を借りるには賃貸の相場が高いのも事実です。
そこで、実際にオフィスとしてのスペースは必要ないものの、企業としての住所がほしいという人におすすめなのがバーチャルオフィスです。
ここでは、千代田区でおすすめのバーチャルオフィスを7社ご紹介します。
ナレッジソサエティ
バーチャルオフィス名 | ナレッジソサエティ |
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住所 | 〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F KSフロア |
営業時間 | 祝祭日、年末年始を除く 10:00~20:00 |
料金 | 月額4,950円 |
URL | https://www.k-society.com/ |
法人口座の開設保証制度があり、明るい内装で会議室も種類豊富です。
ガラス張りの会議室もあり、9:00~22:00の間はスタッフ常駐しているため、夜遅くても安心して使うことができます。
受付システムもありますので、突然の来客にも対応可能です。
不正利用を防ぐため、対面での審査があります。
FIRST OFFICE 半蔵門 麹町
バーチャルオフィス名 | FIRST OFFICE 半蔵門 麹町 |
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住所 | 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-6-15 USビル8F |
営業時間 | 土日祝を除く 10:00~18:00 |
料金 | オフィス利用料金:1,980円 |
URL | https://first-office.biz/ |
基本プランをシンプルにすることにより、徹底的な低料金で利用することが可能になっています。
必要に応じて様々なオプションサービスを付けることができます。
ワンストップビジネスセンター麹町店
バーチャルオフィス名 | ワンストップビジネスセンター麹町店 |
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住所 | 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-6-15 USビル8F |
営業時間 | 平日 10:00~17:30(年末年始を除く) |
料金 | 月額4,800円(税込5,280円)~ |
URL | https://www.1sbc.com/branch/kojimachi/ |
最短翌日から利用することができ、ネット上で申し込みが完結します。
起業家を応援する割引プランがあり、20代以下の若者、女性、シニア、障がい者など、条件に該当する起業家は初期費用と1カ月分の月額利用料が無料になります。
THE HUB 神田小川町(旧THE OFFICE 神田)
バーチャルオフィス名 | THE HUB 神田小川町(旧THE OFFICE 神田) |
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住所 | 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-8-3 小川町北ビル B1F、3F〜5F、7F |
営業時間 | 土日祝を除く 10:00〜18:00 |
料金 | 月額3,850円 |
URL | https://thehub.nex.works/office/kandaogawa/ |
複数路線が使える好立地にある格安のオフィスです。
住所利用、法人登記(1社のみ)が基本のプランで、有料になりますが会議室の利用も可能です。
とにかく固定費を抑えたい人におすすめです。
リージャス神田ビジネスセンター
バーチャルオフィス名 | リージャス神田ビジネスセンター |
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住所 | 〒101-0004 東京都千代田区神田須田町1-14-1 ヒューリック神田須田町ビル1F-4F |
営業時間 | 平日 8:30~18:00 |
料金 | 月額13,700円〜 |
URL | https://www.regus-office.jp/area-serch/tokyo-area-serch/kanda-akihabara-area/kanda_sudacho/ |
神田駅のすぐそばにあり、6駅が徒歩圏内というアクセスに便利なロケーションのオフィスです。
プランによっては郵便物転送や電話転送などの事務代行のサービスを受けることもでき、必要に応じてオフィスや会議室などのスペースを割引で利用することができます。
THE HUB 麹町(旧THE BASE 麹町)
バーチャルオフィス名 | THE HUB 麹町(旧THE BASE 麹町) |
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住所 | 〒102-0084 東京都千代田区二番町9-3THE BASE 麹町 |
営業時間 | 平日 10:00~18:00 |
料金 | 月額6,600円(利用可能スペースは1階) |
URL | https://thehub.nex.works/office/kojimachi/ |
住所利用、法人登記の他に、フロントサービスやミーティングコーナー、Wifiなど無料のサービスが多く、有料サービスでは会議室の利用や多拠点の利用、電話や郵便の転送などのサービスを利用することができます。
THE HUB 半蔵門(旧BIZMARKS麹町)
バーチャルオフィス名 | THE HUB 半蔵門(旧BIZMARKS麹町) |
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住所 | 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-3-6 BIZMARKS 麹町2,3,5,6F |
営業時間 | 平日 10:00~18:00 |
料金 | 月額3,300円〜 |
URL | https://thehub.nex.works/office/hanzomon/ |
無料サービスには住所利用、法人登記可(1社のみ)、Wifiなどがあり、有料サービスには多拠点利用や会議室、半個室のブースの利用、郵便や電話の転送などがあります。
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実際に物件を借りて起業するよりもバーチャルオフィスの方がメリットが大きくなることもあるため、バーチャルオフィスを利用する人が増えています。
どのような点でメリットが大きくなるのか、いくつか理由を挙げていきます。
コスト削減
賃貸オフィスを借りて会社を構えるよりも、低コストで済むのがバーチャルオフィスの特徴の一つです。
起業するときは何かと費用がかかりますが、中でも大きな割合を占めているのが賃貸の敷金・礼金、保証金やリフォーム費用、必要な家具家電などの購入です。
バーチャルオフィスであれば、これらを大幅に削ることができます。
プライバシーの保護
バーチャルオフィスは、プライバシー保護の観点からもメリットがあります。
事業を立ち上げる際には法人登記を行いますが、その住所にバーチャルオフィスの住所を用いることによって、自宅住所を用いずに済みます。
住所や電話番号が外部に知られることによって、予期せぬトラブルが起こることも少なくないため、バーチャルオフィスはプライバシー保護の面でメリットが大きいです。
事業開始がスピーディ
オフィスを賃貸で借りる場合、実際にいくつか物件を見て回り、比較検討して契約を結ぶなど、多くの手順を踏んでやっとオフィスを借りることができますが、バーチャルオフィスではそのような面倒な手間はいりません。
一気に契約まで進み、スピーディに事業開始することができます。
住所を自由に選べる
バーチャルオフィスは、住所を自由に選ぶことができます。
実際にオフィスを持たないような事業で起業したとしても、オフィスの住所は企業のイメージを決める重要な情報です。
バーチャルオフィスであれば、大都会の中心街の住所を使うことができるため、取引先などから信頼を得やすくなるというメリットがあります。
バーチャルオフィスを選ぶ際の注意点
様々なバーチャルオフィスがあり、多くのプランから自分にとって最適なプランを選ぶことができますが、選択肢が多い分、注意しなくてはならない点もあります。
ここでは、特に気をつけたい3点をご紹介します。
運営会社の状況
気に入ったバーチャルオフィスが見つかったら、そのバーチャルオフィスの運営会社を事前に直接確認しておきましょう。
中には悪徳業者のようなビジネスを行っている会社も存在します。
そのような会社に当たらないように、評判や印象を自分の目で直接確かめておくことが重要です。
帝国データバンクのデータベースなどから、企業の財務状況を確認することもできますので、データベースと運営会社の現状を照らし合わせることによって、倒産の可能性を探ってみるのも重要です。
サービス内容と費用のバランス
サービスの内容と費用のバランスが適切かどうかのチェックも必要です。
バーチャルオフィスは基本プランにプラスして様々なオプションを付けることができる会社が多いですが、その際に初期費用や付けることができるオプションの料金はきちんと確認しておきましょう。
初期費用は安いけれど、オプション料金が高かったり、月額費用が高かったりする場合もあります。
詐欺業者・反社会勢力の利用がないか
バーチャルオフィスを借りる際は、契約前審査の有無も確認しておきましょう。
審査がなく、入会が容易なバーチャルオフィスはどうしても詐欺業者や反社会勢力などの関係者に取り込まれやすくなってしまいます。
事前に、希望のバーチャルオフィスは契約前審査をどのように行っているのかチェックし、しっかりとした審査を行っている会社を選ぶようにした方が良いでしょう。
迷ったらここ!東京でおすすめのバーチャルオフィス
バーチャルオフィスの運営会社は増加してきており、都心のオフィス街に借りたいと思っても、バーチャルオフィスが多すぎてどこにしたらよいのか迷ってしまう人も少なくないでしょう。
そのようなとき、おすすめなのが「NAWABARI」です。
NAWABARIはEC事業者とインフルエンサーに特に選ばれているサービスで、BASEや17LIVEをはじめとした多くのプラットフォームへサービスを提供している業界唯一のPマーク取得企業です。
初期費用と年会費は0円で、最低契約期間もありません。
月額1,480円でレンタルアドレス、電話要件転送、郵便物受取・転送を行ってくれます。
1年プランにすると月額980円になり、さらにお得です。
オプションとして、登記や電話転送、電話代行なども別料金で付けることができるため、自分の企業スタイルに合った借り方ができます。
また、契約前に厳格な身分確認が行われるため、安心して利用することが可能です。
千代田区のバーチャルオフィスで会社を育てよう
様々な働き方が可能になるにつれ、バーチャルオフィスの数や需要はさらに増加傾向になるでしょう。
しっかりとしたオフィスはいらないけれど、登記にあたって住所が必要である人やできるかぎりコストを削減させたいといった人に、バーチャルオフィスは最適な選択肢の一つです。
日本有数のオフィス街である千代田区で、上手にバーチャルオフィスを使うことにより、さらに会社を育てることが可能になるでしょう。