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【2023年】今流行りの週末起業とは?副業との違いやメリット・おすすめのジャンルを解説!

副業時代と言われる昨今、誰もが一度は副業にチャレンジしようと考えると思います。

その中には、将来のことを考えて起業したいという意欲的な人から、起業はしたいが仕事をやめるリスクが怖くて一歩踏み出せずにいる人もいるでしょう。
いざ始めるとなると様々な不安要素が頭をよぎり、結局起業には至らず、これまでと変わらない生活を送っている人も多いのが現実でしょう。

その不安要素を解決するのが『週末起業』と呼ばれる起業方法です。
そこで今回は週末起業について、メリットやデメリット・リスクについて解説をしていきたいと思います。

そもそも週末起業とは?

~週末起業とは~

本業を行いながら、空き時間を利用し事業を立ち上げるが週末起業です。この方法であれば、安定した収入を得つつ、夢への第一歩を踏み出すことができます。

自分のやりたいことを仕事にするわけですから、やりがい、楽しさはもちろんのこと、自分自身のキャリアに幅をもたすことができます。

~副業との違い~

週末起業と副業の一番の違いは「起業」をするかしないかという点でしょう。
副業はいわゆるバイトなどの既にある仕事を引き受け、本業とは別に収入を得ることを指しますが、
週末起業は1から自分でビジネスを作り上げ収入を得ることを指します。

週末起業のメリット・デメリット

~メリット~

1、本業を辞めずに起業できる。

本業を行いながら、自分の好きな時に好きなタイミングで好きなビジネスを始められる。

2、自分自身のキャリアへつながる。

ビジネスを一1から始めることで、ビジネスの全容を把握でき、今後の自身のキャリアアップヘ繋がる。

3、万が一失敗しても、リスクが少ない。

本業をやめる必要がないため、もし事業に失敗してしまっても経済的な影響は少なく済みます。

4、複数の収入源ができる。

本業とは別に事業を始めるため、単純に収入源を増やすことができます。
終身雇用が終わりを迎えるといわれている昨今では、とても大きなメリットになるでしょう。

5、成功すれば独立もできる

週末起業でうまくいけば、独立も夢ではありません。
ビジネスが軌道に乗ってから起業できるので、失敗のリスクを抑えられる。

6、本業にはないやりがいを感じられる

週末起業は自身の得意分野で仕事をすることが多く、本業にはないやりがいを感じて仕事に打ち込むことができる。

~デメリット~

1、プライベートの時間が減る

週末起業という名の通り、本業以外の時間での業務となるため、プライベートの時間が少なくなってしまう。

2、本業の仕事に支障が出る可能性がある。

当然休みが少なるなるため、体調管理やメンタルヘルスの観点から本業に支障がでる場合がある。

3、軌道に乗るまでに時間がかかる。

限られた時間の中での業務のため、開業してそれだけに取り組む場合と比較すると、軌道に乗るまでに時間がかかる。

4、本業の就業規則で禁止とされる場合がある。

休日に働くことについて許容する会社も増えてきてはいるが、本業以外に仕事を持つことを良しとしない会社も多い。

週末起業で成功する秘訣

~お金をかけずに起業する~

効率的にお金を稼ぐことだけを考えるのであれば、ビジネスとしていかにリスクを抑え、利益を出すかを考えるべきです。

例えば自分で作成したものや仕入れたものを販売して利益を得るネットショップなどがあります。
実際に店舗を契約してお店を開くよりも、ネット上で低コスト、低リスクで始めることができるため、週末事業に向いていると言えるでしょう。

~しっかりした計画をたてる~

本業と並行して事業を行っていくことはそう簡単なことではありません。

週末起業を始めるにあたりモチベーションは上がりますが、本業に支障が出ないよう、スケジュール管理や体調管理が大切になってきます。

事業に注力するあまり、本業がおろそかになってしまっては元も子もありません。

無理のないスケジュールを組み、体にも負担の少ない事業計画をしていきましょう。

週末起業のおすすめジャンル(業種)5選!

1、ネットショップ開業

ネットショップは実店舗を持たずに、BASEなどのECサイトを利用してネット上にお店をだし、ハンドメイドの商品などを売る業種になります。
実店舗を持たない分、廃業時のリスクを大幅に減らすことができ、特別なスキルも必要ないため、最初の副業として大変人気の高い業種になります。

2、せどり・転売

こちらの業種に関しては、誰もが一度は聞いたことがあると思いますが、簡単に説明すると、「安く仕入れて、高く売る」をして利益を上げる業種になります。
ネットショップとは違い自身で作った商品ではなく、販売代理店として商品を入荷してメルカリなどのフリマアプリで売るのが、鉄板となっています。

こちらも実店舗を持つ必要がないため、廃業時のリスクが低く特別なスキルも必要ない上に、自身で商品を作る必要がないため、比較的時間がかからず運営できる業種のため人気となっています。

また、自身の得意であったり、好きなジャンルの商品がある場合は、その強みを生かしやすいのも特徴です。
例えば本マニアであれば、古本屋などを趣味がてらに巡り、レアな掘り出し物があれば買った金額より上乗せして、フリマアプリなどで売ることで利益を出しやすくなります。

3、技術提供

これまでスキルを必要としない参入障壁が薄い業種を紹介しましたが、この技術提供はいわゆるフリーランスなどと呼ばれる、システムエンジニアなどの自分のスキルを活かし自身でビジネスをする業種になります。
当然スキルがなくては、仕事を引き受けられないので、元々サラリーマンとして仕事をしていてそのスキルを活かすだったり、独立を目指して合間時間で勉強をしてスキルを身につける必要があります。

しかしその分、報酬が大きいことも多く、スキルレベル次第では需要が高いため安定して仕事があり、現在ではクラウドワークスなど簡単に仕事を受ける環境もネット上で整っています。

またネットショップ開業やせどり・転売は取引をしたら、基本的にはそれで終わりとなりますが、
技術提供の場合、クライアントに腕や人格などを買われて信用してもらえた時、定期的に仕事をもらえる可能性が高く安定して収入を確保することができます。

脱サラをして独立を目指す場合、誰もが心配をする「安定した収入」を得るという面では、一番おすすめできる業種といえるでしょう。

4、飲食店経営

週末起業として、これは外せないであろうといわれる1つに飲食店経営があります。
カフェや居酒屋などの店をだし、利益を得るということは誰もが思いつく業種の一つだと思います。

しかし飲食店経営は今まで紹介をしてきた3つの種の業種とは大きく異なり、資格やコスト面で大きな問題があります。

まず資格についてですが、飲食店を開くためには法律で「食品衛生責任者」と「防火管理者」を取得する必要があり、開業までの準備に大きな時間を要します。
コスト面についてはご想像の通り、実店舗を持つわけですから、家賃・改装費・水道高熱費などなど開業するだけでも数百万~数千万円の資金が必要になります。

その分、廃業時のリスクも高く大きな負債を抱えてしまう可能性も十分に考慮しなければならないのです。

もしあなたが飲食店経営をしようと考えているのであれば、資金をためながらどのようにして他の飲食店との差別かはかり、SNSを活用して宣伝をして、いかに人気店にするか十分に戦術を練ることをおすすめします。

まとめ

自分で新たに何かビジネスを始めるということは、不安要素が多く現状維持を選択してしまう方が大半でしょう。
今回紹介をした週末起業は自分で空いてる時間を活用して、現状を変えることのリスクを大幅に減らしつつチャレンジができます。

今の仕事に不満を持ちつつ毎日を過ごしている方、本当は何かに挑戦したいが一歩踏み出せない方、いつか起業したいという方は、週末起業を検討してみてはいかがでしょうか。